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山崎まさよしのパトロンによる基準


シンガー・ソングライターの山崎まさよしの「歌わないライブ」のニュースがありますよね。
山崎まさよしはステージ上で「あまり歌いたくない」「お客さんと話がしたい」などと語ったとされる。観客からは「歌って」と求められたが、約2時間半のライブで8曲にとどまり終了したそうです。
主催者側は返金対応を進めているそう。
様々な芸能人もこの件に関していろいろな意見を述べ、それ自体がニュースになってます。

私は、このニュースに関しての賛否を言いたいのではありません。
ただ、ファンというのは、パトロンなのだなぁと感じました。
そのアーティストの言うことやることを支持したり傾倒したり信者になるのではなく、金を出すから自分の満足する作品を作って披露せよと、無自覚にそう考えているということですね。
自分の意にそぐわないことであれば、批判します。
好きなアーティストを上に見てるのではなく、自分を満足させてくれる下に見ています
いや批判してるわけじゃないんです、それでいいと思ってます。

人は、自分の考えが絶対正義として生きてます。
仮に神が現れ、自分の考えと違うことを言われたら、それは神ではないと批判することでしょう。
仮に神が現れ、私の奴隷になりなさいと言われたら、いやそれはちょっととか言って拒否する、自分は神より上と言う判断です
「神」に別の言葉、「占い師」「尊敬する人」「相談相手」など何を入れても同じです。

嫌なことがあれば、すべては外部の原因である、自分が絶対神であることになります。
時に人は反省したり内部を見つめたりします。その基準も絶対神である自分の基準です。

それぐらい勝手に作り出している自分の基準なのですから、どんな嫌なことも自分の基準であるから、消すことも中和させることもできます。
すべての判断は、何の根拠もない自分の基準なんです。
なんてこの世はめちゃくちゃなんだ!、
この世は素晴らしい愛に満ちている!、

どっちの気持ちも自分の基準から見てます。
そう考えると楽になりました。

ファンでも全てを受け入れないのが健全です。
神の信者なら全てを受け入れるというならば、神の奴隷になってます。
自分の基準が最上位なのに、その基準の奴隷になる必要もありません。

山崎まさよしの件は、私はあまり知らないので判断は出来ません。
ただファンそれぞれの自分の基準を持ち、健全なパトロン活動しているんだなぁといった感じです。
よく芸能人などに「裏切られた!」と表現する人もいますが、ただパトロンとして見切りをつければいいのだと思います。

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