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スーパー哲学の道。 半額シールを選択するシェイクスピアの悲劇

料理について偉そうに言う私なのですから、当然、スーパー(マーケット)に買い物にも行きます。

時々、値引きのシールが貼ってありますよね。
あなたはどうしますか?
半額シールのモノ買えて、得した!っていう気持ちが大事です。
半額シールのモノ買って、恥ずかしいとかミジメという気持ちが重いと思います。
高い食材買って、あれ作ろう!っていう気持ちが大事です。
高い食材買って、また余計なモノ買ったという気持ちが重いと思います。

何をすべきか何を選択するべきか、ではないですよね、同じことしているのだから。どんな気持ちになるか、ですね。
アシュタールさんの教えに反してないと思います。半額シールの買えたと、ケチになるは、似て非なるものだと思います。

Aの道かBの道か、ではないですよね。
サラリーマン続けるべきか、独立するべきか、ではないですね。
都会で生きるか、田舎で生きるか、ではないですね。
国際情報を、無視するか、入れ込むか、ではないですね。
子どもの教育で、ほったらかし見守るか、寄り添って導くか、ではないですね。
職人の世界でも、見て覚えろと何も教えず10年もの下積みで厳しいと批判される時代を反省し、弟子に技術を惜しみなく教えてたらウルサイ親方の扱いされた話もあります。

AかBかだと、永遠に答えはありません。そこを考えると万事には万事のケースを考えなければいけません。万人に対してどのような考え方でいるかであり、2者選択でマルかバツかで自分の思考がなくなってしまっては意味がなくなります。

「人生は選択の連続である」と、シェイクスピア言ったそうです。選択に振り回されると悲劇の舞台になる、その通りですね。
to be,or not to be 、半額シールを、買うべきか、買わないべきか、それが問題だ。
って言ってるから悲劇になりますよハムレット。
そんなの問題にしないことが、歓喜になります。

半額シールの商品をマイバックに入れて、行きつけのスーパーの道でここまで考えるなんて、哲学の道じゃねーんだからと脳内でツッコミます。
京都の銀閣寺と南禅寺の間を結ぶ、哲学の道も毎朝に同じ道を歩いて思想に耽っていたそうですが、毎日通うようなスーパーにでも、分かることはあるかもしれませんよ。
私はまとめ買いですけど。

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