ボク的アイデンティティへの虚言


閲覧ありがとうございます。ボクです。
間違えました、まーくんです。

コロナで自粛期間が続く中、皆さんは如何して過ごしてますか?国から受けた休憩時間というのを口実にただただ生を浪費してはいませんか?気持ちは痛いほど分かります、はい。

さてさて今回のテーマは大学生の方から頂きました。

アイデンティティの流動性について

現役の学生さんからの質問、学歴がないボクに
良い回答が出来るとは到底思えませんので「へーそう思ってるんだねーふーん」くらいの感覚で読んで下さいね。

アイデンティティ。自我同一性。自己認識。日常会話で使う事はありますか?今並べた言葉は
あまり使われないかと思います。ですかこう言い換えたらどうでしょう。

【個性】

あら、よく聞く単語に早変わり。某漫画でもよく使われてますよね。

【個性】とは【自分が自分である為の裏付け】

これが揺らぐことは果たしてあるのでしょうか??

ではここであなたに問いてみましょうか。

1…あなたは誰ですか?
2…あなたは1人しかいませんか?
3…自分があなたであると言い切れますか?
4…では何故あなたがあなたであると言えるのですか?

答えられました?
答えられた方、凄いですね。
答えられなかった方、それでいいと思います。

ではではここでもう一つご質問。

数十年前のあなた、そして数十年後のあなたも同じ答えを導けると思いますか?



ボクは確実に無理です。試しに1つずつ答えてみましょうか。

1…ボクはまーくんです。現実は齋藤です。
2…今のところは1人です。
3…どうでしょう。自分の意識ではボクはボクだと認識しておりますが。
4…ボクの体にボクの精神が宿っているから、と言いたいですがコレがボクの身体という自覚がありません、はい。

.....すいません、ボク、捻くれ者なので参考になりませんでした.....。


気を取り直して、何故不変性がないと言い切るのかというと幼少期から壮年期まで環境は絶えず変わっていくからです。

【個性】は環境によって形成されていきます。
幼い頃に親が車好きならミニカーを集め、学生の頃に吹奏楽部に入部すれば演奏会への道へ進む。愛する人と結婚すれば子どもの為にとハンドメイドに精を出して、歳を重ねて孫が出来れば頭を使うスポーツ、囲碁や将棋が趣味になる。

え?それは「趣味」じゃないかって?
「趣味」は自分の好みの方向性。
極めれば【個性】に十分成り得ます。

あなたの【個性】も「趣味」の延長線上ではありませんか?

ちょっと逸れましたね。
環境に影響され、出会う人に影響され、本やニュースなど色々な媒体に影響され、【アイデンティティ】というものは常に流動しています。

自分を主張出来ないというのはとても辛いものです。言いたい事に主観という根拠を用いる事が出来ない状態ですからね。

ボクもその流動性にほとほと困り果てている1人。周囲の方には「自分を持っている」と言われますが、その言葉に安堵したり疑念を抱いたりする事も少なくありません。
他人から見ればそんなものなのかもしれませんね。【目に見えるアイデンティティ】と【目に見えないアイデンティティ】は別物ですから仕方のないことです。はい。

まぁ、そんな感じですね。最終的に同じ【アイデンティティ】へ戻ってくることはあるかと思いますが一生動かないことはありえない、とボクは思います。

えーと、少しは参考になりましたかね....。
分からない事や気になる事があれば、DMでもコメントでもお好きな方で聞いてくださいね。

あ、そうそう、前半でした質問ですが回答によっては既に「あなたはあなたではなくなっている」方がいるかもしれませんね。

何者にもなれない余生もまた【アイデンティティ】なのかもしれません。


人生で本当に失うものなど、ほんのごくわずか。存分に楽しんでくださいね。

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