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多用される架空の兵器

映画を見ていた時のことです。
電子機器を誤動作させる兵器、最近のアクション映画でよく見かけるようになりました。

多分、EMP(Eelectro Magnetic Pulse)、日本語で電磁パルスを発生する装置なのでしょうけど、実在する兵器ではないと思われます。
核兵器を使用したときに電磁パルスが発生することは知っていますが、持ち歩ける大きさの兵器には出来そうもありません。

最近見た映画の中では、建物に侵入する時に防犯カメラを誤動作させるために使っていました。
しかし、仲間との無線通信は何事もなく行われているので、現実的には無理な兵器だと思いました。

無線通信なら一部の電波を妨害することは出来ますが、無線から妨害を受けにくい有線接続の防犯カメラだけを攻撃するのは無理だからです。
自分の目の前で電磁パルス発生装置を使ったら、自分が利用している無線機も破壊されるでしょう。

もしかしたら、実在する兵器だと勘違いしている人も居るかも知れませんね。
仮に持ち歩ける大きさの電磁パルスを発生させる兵器があれば、軍事産業の会社から堂々と商品化されていると思います。

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