屋根に太陽光発電パネルがあっても、停電時に思い通りに使えないかも知れませんよ。

太陽光発電システムについて友達と話していた時の事です。
太陽光発電システムがあれば、停電時に家全体の電力を確保できると勘違いしていました。

太陽光が出ている時には発電可能な事は理解していましたが、停電時についての知識は無いみたいです。
実際に太陽光発電システムを使っていても、停電時の姿を知識として知らない場合もありそうです。

一般的な太陽光発電システム、停電時に発電をしていても家全体の電力は供給できません。
自立運転に切り替えて、自立運転用コンセントから最大で１５００Ｗまでの電力を得られます。

最大で１５００Ｗですが、発電量が少なければ１５００Ｗまで使えません。
また、自立運転用コンセントで動かせる家電機器も限られていて、接続したとしても使えない場合があります。

あくまでも非常用の電力なのです。
また、自立運転用コンセントはパワーコンディショナーに取り付けてある場合が多いです。

パワーコンディショナーは、家の邪魔にならない場所に取り付けてあり、おそらく２階にあります。
この２階に自立運転用のコンセントがあるので、１階で電力を使いたい場合に延長コードが必要になります。

こういう事実、一戸建てを購入する時に知っている人は少ないと思います。
もっと停電に備えた一戸建てにしたい場合、太陽光発電システムに家庭用蓄電池を取り付ける必要があります。

家庭用蓄電池があれば、発電した電力を充電することが可能です。
家庭用蓄電池を経由することで、一般的な家電製品全てが使えます。

大切なのは、家庭用蓄電池にも電力を蓄えられる限界があることです。
家全体の電力を蓄電池から供給していては、数十分で蓄えている電力が無くなってしまいます。

そこで、家庭用蓄電池の電力は専用のコンセントから、生活に必要となる最低限度の機器へと供給されます。
我が家の場合、冷蔵庫と冷凍庫、それからダイニングの照明です。

他にも自由に使えるコンセントがありますが、スマホや充電電池の充電に使おうと思っています。
天候が安定していて、太陽光発電が毎日可能ならば、日常生活に困らない程度の電力を確保できるのです。

長期間の停電にも耐えられる構造の住宅、家庭用蓄電池が必ず必要になります。
家庭用蓄電池を使う住宅のノウハウが豊富だから、我が家はダイワハウスを選びました。

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