「学び方」8「恋愛」3
NO.0024
「学び方」8
「恋愛」3
「不動心」
こんにちは。
体調はいかがですか?
今日は「捉え方」についてお話ししたいと想います。
「考え方」が人間にとって重要な話を致しましたが、「捉え方」も人間にとっては大切な事です。
例えば、健常者と自閉症の方は頭の構造自体が違うので、同じ様に考えても無理な話です。
健常者が広い道を歩くのに対し、自閉症の方はこだわりが強く、電柱の隙間の狭い道を歩きたがったりします。
また、絵画を見た時に健常者は絵画全体を見て、判断するのに対し、自閉症の方は絵画の一点を見て判断致します。
そして、人の捉え方は様々ですが、大別すると二つにわかれるかと想います。
果たして…。
風が旗を靡かせているのか?
それとも…。
旗が風を靡かせているのか?
人は…。
風が動いている。
旗が動いている。
で争い合います。
男尊女卑の利己主義の哲学では、片方だけの正義で、相手側の正義はありません。
自分の幸せだけを考えていれば、男性も女性も楽に生きられますよと言うのが、男尊女卑の利己主義の哲学です。
人間が自分に都合良く捉える背景には、「教養の質」が関係しているかと想います。
「風」でも「旗」でもなく、「影響」という風が吹けば、男性も女性もふらっと、「心」が動かされてしまいます。
あっちへふらふら、こっちへふらふら。
不安だなあ、どうしよう。
怖ろしいな、やめておこう。
苦しいなあ、辛いなあ。
悲しいなあ、うれしいなあ。
私は禅の教えは信じている訳ではありませんが、わかり易く教えてくれるのに、八風吹不動(はっぷうふけどもどうぜず)という禅語があります。
八つの風とは、
利・衰・毀・誉・称・譏・苦・楽です。
利(り)利益を得る。
衰(すい)損をする。
毀(き)陰で悪く言われる。
誉(よ)陰でほめられる。
称(しょう)表だってほめられる。
譏(き)面と向かってけなされる。
苦(く)苦厄によって苦しむ。
楽(らく)楽しくて楽しくて喜ばしい。
自分を傷つけられることだけでなく、楽しいことや、ほめられることもまた、仏教では心の風と呼んでいます。
人間が生きていく上で、様々な風が私たちの心を動かそうと吹きつけてきます。
心を動かす風なんかに負けない、強い心を持ちましょう。
不動の心。
不動心です。
「自分は傷付きたくない。」
「自分は苦しい思いをしたくない。」
私利私欲の争い合い。
そして。
人をコントロールする。
その背景には…。
「私欲」と「野心」
そして
「心の弱さ」が隠れています。
格好良い事でもない。人を頼りにしちゃダメだよ。
と教えてくれるのです。
縁にしたがい、どっしり静かに構える。
それが「仏」の不動心です。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?