見出し画像

ひとりで生きていく自信はないな

「ヒトのことを否定ばかりしていると、友だちもできないし、年とったら周りに誰もいなくて淋しい老後になるよ」と言うと
「私はひとりで生きていくから大丈夫」と言われるケースを何度か経験してきた。僕も若い時はそんなことを思ってたな。

でも50代後半になって、老後のことを考えるようになり、こんな変人でも友だちがいてくれていることに僕は感謝している。そしてこのまま歳を取っても誰かが話し相手になってくれたり、ごはんを一緒に食べに行ってくれたらいいなとつくづく思う。

「ひとりで生きていく」のは、底知れない淋しさが待っていて、孤独よりも深い闇がそこにはある。
70、80になって、誰からも連絡がなく、誰にもLINEさえ送れず、ただひとりでネトフリ見ながらテーブルでそうめんを毎日毎日すすってる姿を想像すると、僕には耐えられる自信がない。だから今僕のそばにいてくれている人たちとの関係を大切にしたいと思うのです。

否定からは、何も生まれないし、何も築けない。ヒトを寄せつけず周りに誰もいない状態で、ひとりで生きていくのは、悲しいだけ。

そばに誰かがいてくれる、誰かのために何かができる、そんな人生を僕は歩いていきたい。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?