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(ネタバレ無し)スパイダーマンノーウェイホームを見てきた感想。

ずっと楽しみにしてた映画がついに今日オーストラリアで公開された。

普段こっちではあまり映画館にはいかない。字幕が無いので、英語を聞き取ることに集中してしまうので内容をゆったり楽しめないからだ。

でもこの映画は特別だ。前日から席を予約し、グルーポンで半額チケットを購入しておいた。

流石に初日というだけあって、館内はほぼ満席。
トレイラーでも少し触れていたが、過去の別の映画スタジオが撮影した旧作のスパイダーマンのキャスト陣がカメオ出演するのだ。

まだ僕が小学低学年の頃に初めて観たサムライミ監督のスパイダーマン。Sonyスタジオのアメイジングスパイダーマン。過去作も大好きな僕にとって、今作はまさに超豪華なおもちゃの詰め合わせBOXのようなものなのだ。

約3時間の長編らしい。開演ギリギリまでトイレに篭って体内の水分を0にした。

海外と日本の映画館での観賞の仕方は大分違っていて、こちらの人達は感情をダイレクトに表現する。面白いシーンでは普通に大声で笑ったり、感動するシーンでは拍手をしたりする。僕はこの文化が好きだ。

そしてこの映画では少なくとも5回は拍手喝采が上がった。そんな映画は今まで見たことない。
それくらい嬉しいサプライズだらけの映画なのだ。

今作の目玉はやはり過去作との夢のコラボという点で、そこのシーンは凄く華やかでワクワクが止まらなかったし、本来交わらないはずのキャラクター達の会話を聞いているだけでも嬉しくなった。

トレイラーでもすでに公開しているが、今回の事件の大きな原因は他でも無いピーターパーカー自身。

ただ、今回の彼のやらかし具合は中々凄まじく、アベンジャーズインフィニティウォーのピータークィルと同等、もしくはそれ以上のやらかしっぷりだった。内心、"こいつ○○だろ!!どう考えてもそれはやばいだろ!"と悪態をついてしまうくらいやばかった。良いお客さんである。

ただ、そんな未熟な部分をあえて濃く、観客を苛立せるくらい見せつけることで、のちのちそれが活きてくる。という感じに仕上がっていた。

後半は夢にまで見た光景がずっと続いて、興奮と感動が交互に繰り返す。そしてエンディング。
いやー、良かった。とても楽しい映画だった。

ところどころ中弛みしたテンポの悪い場面もちらほらあったが、それらも肝のシーンを見るための焦らし要素だったと思えば特に何の支障もない。 

マーベルの映画では毎回エンドクレジットの後に次の作品を示唆させるスポイラーが必ず流れる。
そして今作のスポイラー。これもまた超びっくり。そしてワクワクする。
久々に素晴らしい映画体験でした。

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