読書感想:「大どろぼうホッツェンプロッツ」プロイスラ―
子供の頃に読んだことのある物語。今改めて読み直してみても面白かった。ホッツェンプロッツは最後改心していたような記憶があったけど、それは続編での話だった。
2人の少年たちが大泥棒と悪い魔法使いに挑むべく知恵を働かせるけど、悪者たちも一筋縄ではいかない。2人が帽子を交換する変装作戦が後々の伏線になっていて、帽子によって事態が急展開する場面は納得感とユーモアがある。
音楽を鳴らすコーヒーひき、魔法使い特性のかぎたばこ、空飛ぶ魔法のマント等、物語中に出てくるアイテムが面白いのも魅力。