通称『II』という名前のゲーセン(北区新川)後編
札幌市北区新川にあった通称『II』という名前のゲーセンの後編です。
ショタコンのおじさんが居たゲーセンのお話なんですが、今となっては性癖としては同人誌界隈などで2次元を対象にしたものをよく見る事が出来ますが、当時は高校生である自分たちにとって超センセーショナルな出来事の連続で仲間内では話題の中心になっておりました。
おじさんの風貌についてですが、まあまあ体がでかくて天然パーマなのかな?髪は長めだった印象でイメージとしては高野拳磁みたいな感じですが、俺の個人的感情で誇張されているのでかなり間違っているかもです。
そんな中、主に自転車を使ってそのゲーセンに通っていた自分ですが、自転車の駐輪場が下図の赤丸の範囲の様に店の裏にあり、店自体はAの位置の表口とBの位置の裏口があって自転車を利用する人は主に裏口を利用していました。
そして裏口には風除室のようなゲーセン内部からワンクッションおいた小部屋があり、そこは外からも内からも見えない小部屋で除雪用具や掃除用具が置いてある物置の様になっていました。
このゲーセンには主に学校帰りに寄っていましたが、学校が休みの日にどうしてもザビガとかバスターがやりたくなって、そのゲーセンに自転車で向かい自転車は裏口に停めました。時間は16時くらいだったと思います。平日と違って小学生はまばらでしたがそれでも数人居て例のおじさんも居て楽しそう?に遊んでおりました。
ゲームに熱中していた所、その内小学生も居なくなりほぼ無人のゲーセンでザビガなどをやっていましたが、よく見ると例のおじさんも居なくなっていて完全に無人状態で自分のザビガのプレイ音と一部アトラクト音が場内に響くのみとなっていました。
18時くらいになりそろそろ帰ろうとしたのですが、その時間でもゲーセン内には誰もおらず、おじさんはどこに行ったのかな?と思いつつ自転車を回収して帰ろうと裏口の小部屋とゲーセン内部を繋ぐ扉を開けたところ…そこには、見るもおぞましい光景が展開されていたのでした。
そこには小学生とおじさんが居たのですが、おじさんが椅子に座り膝の上に小学生を座らせて、ちょうど対面座位のような格好で抱き合っていた?いや小学生は若干顔を遠ざけていた感じかもしれない。とにかく見てはいけないものを見てしまったような感じがして、自分はドアをそっ閉じして表口から遠回りして裏口に回り自転車を回収して一目散に逃げてしまったのです。
通報しようという発想も混乱して頭の中に浮かばず、恐怖のあまりしばらくはそのゲーセンには行けなかったです。
そこからザビガもバスターも他のゲーセンにはあまり無くて全然出来なくなってしまったのですが、当時の友人からどうやらあのおじさんがもうゲーセンに居ない、実は逮捕されたんじゃないか?という不確定情報を教えてもらって、そこからしばらく経ってからそのゲーセンに足を運んでみましたが、あのおじさんはもちろん、小学生もすっかり居なくなっていました。それどころかザビガもバスターも無くなっており、台数もちょっと減っていて行く理由も無くなって、そこからしばらくしてそのゲーセン自体が無くなってしまったのでした。
あのおじさんの被害に遭ってしまった小学生が何人居てどのような状況でどのようなケアをされたのかについては全然分かりませんが、ヤンキーに絡まれるより恐ろしいゲーセン体験をしてしまったので、この後はゲーセンで何かあってもあまり動揺しなくなりましたね。ある意味おじさんに感謝。
でも札幌小樽のゲーセンマップのページでも似たようなお話を別なゲーセンでされている方が居て、単に系列ゲーセンで勤め先が変わっただけなのかも?捕まったかどうかも正確には分からないので、あれ以上被害が出なかった事を祈りながら本稿を終わらせていただきます。
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