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宮脇咲良とProduce 48 (part2・最終)

前回の記事では、宮脇咲良ちゃんがProduce48に参加して、내꺼야(ネッコヤ)のセンターを獲得し、自分に自信を持って変わっていく様子をお伝えしました。IZ*ONEでの咲良ちゃんについて早く書きたいのですが、どうしてもその前にProduce48で他に印象に残った部分を書き記しておきたいので、書かせてください。

Produce48全編を通して一番印象的だったのは、新しい環境に臆せずぶつかっていく、咲良ちゃんの覚悟と冒険心です。前回お伝えした내꺼야(ネッコヤ)センター決めエピソード以降で、特に個人的に心に残っているエピソードは、下記2つ。

1:韓国・現地でのレッスンという環境を最大限に活かす場面(Episode 2)
一番は韓国語、二番は日本語でと指示のあった내꺼야(ネッコヤ)の練習では、講師のソユ先生より、「ボーカル練習は、日本語が歌いやすいなら日本語verの方でいいよ」と言われても、「せっかく韓国にいるし、先生に教わりたいから」と韓国語で歌うことを決めた咲良ちゃん。
この後、どうしても高音が出ずに、先生がAKB48の竹内美宥にここ歌って!と言って、彼女が歌いきるのを見て、不甲斐なさを感じ、「私は7年もアイドルやってきたのに、韓国の練習生で1年とかしか練習してない子と比べて実力がない。ダンスしたいけど体が思うように動かない。悔しい。」と涙を流すのですが、自分にとって簡単な日本語を選択せず、せっかく韓国にいるからと難しい方を選ぶところに根性を感じた。

2:Blackpinkの強めな曲に挑戦し、順位を落とす場面(Episode 7)
「AKBではgirl crushな曲はしないので、挑戦してみたいと思いました」と、正直咲良ちゃんの印象とは真反対な曲DDU DU DDU DU/ blackpinkを自ら選ぶ咲良ちゃん。

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自分のことをラップ担当のチーター先生だと思い込んで表情とかは作ってたけど、まあやっぱりこういうのは向き不向きでてくるのは仕方ないもので、このグループ内での投票結果は3位となる。ちなみに2位はAKB48 高橋朱里、1位はキムドア。

ここまで、내꺼야(ネッコヤ)ではセンターを務め、その次のVery Very Veryのグループ対抗では、2グループ合わせた12人の中でも個人得票数がトップだったので、正直この結果は自分でも悪い意味で意外だったのではないかと思う。

この咲良ちゃんのblackpinkのパフォーマンスの出来が如実に現れたのが、この次のエピソードでの第二回順位発表なのだが、ここで咲良ちゃんは、7位となる。プデュの投票システムの説明はめんどくさいので省くが、ここまで咲良ちゃんは1位(1話)→5位(2話)→3位(3話)→4位(第1次順位発表式)ときており、7位はこれまでで最下位である。この発表で7位が発表される時、咲良ちゃんは、「誰かな?ミンジュ?」と韓国の練習生の名前を挙げていた。自分がここで呼ばれるとは思っていなかったことがわかる。咲良ちゃんの名前が呼ばれた瞬間、皆が息を呑み、会場も驚きで静まっていた。

該当部分は1つ目の動画の8:43~, 2つ目の動画の冒頭部分。
(indo subしかYouTubeになくて申し訳ないです)

この場面を見た時、(考えてみれば当たり前なのだが)パフォーマンスの出来で順位を落としうる投票の怖さと、パフォーマンスが物凄く良くなくても、7位という順位に留まることのできる咲良ちゃんの人気に震えた。咲良ちゃんは「新しい自分を見せたい、挑戦したい」とblackpinkの曲を選んだ訳だが、「普通の」練習生にはそんな余裕はない。自分のキャラクターと合わない曲で良いパフォーマンスが出来なかったら、ランクが下がり、敗退してしまうからだ。この順位発表式を見た際に、こんな風に自分のイメージと合わない曲に自ら挑戦できるのも、咲良ちゃんがどんなパフォーマンスをしても、咲良ちゃんに投票する圧倒的数のファンがいるからだと改めて感じた。

プデュ全体を通しても、この時の7位が咲良ちゃんの一番低い順位で、その後は安定した順位を保ち(第3回順位発表では1位となる)、IZ*ONEのメンバーとなった。プデュでも十分困難に直面していたが、IZ*ONEのメンバーとなってからは、韓国でのデビュー(仕事)・生活ということで、更に多くの壁が立ちはだかる。IZ*ONEでの活動を経て、咲良ちゃんがどう変化していくか、次回はお話しさせていただきたい。

今回は比較的短めでしたが、お付き合いいただきありがとうございました。

※咲良ちゃんと書くのがすごくむず痒くて、早くクラオンニと呼びたいです!!!



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