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生意気にもAmazon目指しました。

みんなに説明していたら、気がついた!

・朝まで受注うけたものは、なるべく早めに出荷しよう。
なんとなく、ECサイトの受注に関するルールを取り決めていました。なぜなら、そこまでECサイトの受注処理が多い比率ではなかったため、重要な位置付けではなかったのです。

『そんな注文こないし、追加で当日発送入れてもいけるっしょ?』

そんなノリでした。ところが、今期初めにECモール出店しているけど、真面目に取り組んだ事がない。今まで強化しなかったところを強化すれば、売上はのびしろがある。ただ確率的に、売上が一番上がりそうだったから。そんな理由で、真面目に取り組んだら売上のびるんじゃないか!?という軽い気持ちから始まりました。
広告費をある程度投じて、ECモールの担当者のいう事を取り入れていった結果、1日100件の受注が来るようになったり、セール時では1日40件〜50件の受注がきたりと、注文件数だけで言えば10倍になりました。そんなある日、ちょっと処理方法真面目に考えていこう。とスタッフミーティングをした時に、『一番手間のない方法って何かなぁ』って皆んなで考えたんです。

・まず、注文受ける。
・受注書印刷後、受注システムとのデータ連携。
・送り状発行したあと、商品ピッキング。
・梱包して出荷。

これだけの作業の事に、混乱していたんです。最初は、正直意味がわからないんです。

『なんで、こんな時間がかかるんでしょう?』

そんな問いをすると、だいたい決まって『電話がなって…』『うーん。なぜでしょう?』『他の仕事しちゃうからですかね?』とスタッフ当人たちも、よくわかっていない状態。

『こりゃ、勘弁してくれ〜。』

と思い、無駄話してんのか?スタッフ同士の関係性?管理する人不在だからなのか?いろんな事を考えました。その中で唯一、コレだ!って思えたもの。それは、仕掛品でした。

スタッフが一生懸命だった結果、仕掛品が多く現場が混乱!

仕掛品と聞くと、製造現場のイメージが強いかと思います。通販でもあるんです。それが取り置きというものです。日付指定や注文数量が多いと、発送するまでに時間をかけたり、在庫あるが取り置いてしまう。きっと不安になるんでしょうね。発送日当日に、商品がないんじゃないか?って。そう、何かと不安を抱えながら、仕事をしている事が多い方々なのです。その不安は払拭できないものの、その取り置きを減らそう!その第一段階の対策が、受注した日に発送でした。
受注したその日に発送すれば、商品を取り置くスペースもいらない。誰かに伝える事もいらない。翌日、この注文はどれだ?と探す時間もいらない。そうか!Amazonって、だからその日に出荷するのか!!と勝手な妄想を口に出し、ECサイトに関する受注を仕組みを変えていきました。まぁ、そのあとには連携の悪さが問題として出てくるのですが、ここでは置いといて。

『はい!じゃぁ皆さん。今日から出荷の流れの一部を変えちゃいまーす!』

いつもこんな感じ。付いて来る方は大変かもしれません。混乱しながらも、やり始めるのは素晴らしい。柔軟に受け入れられるようになったんですね。ぼくが通販の担当になってから、何をいくつ捨てたか。記憶はしてません。ただ、何かの置き場がなくなるだけで、効率がよくなっている気がします。

社員1人とパートスタッフ4人で、月3,000件以上の出荷に対応できているのは、この改善があったから。と自負しております。

つづく…