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年始年末老親あるある

お正月、久しぶりにご家族に会って、元気で安心した方も多いと思います。
遠方から来た息子娘にはめいいっぱい良いところを見せるもの。
それは特に母親は自らが一番輝いていた、子育ての時代を再現しているのです。

どっと疲れて、今は休息をとっている親たちも多いことでしょう
その疲れからどのくらいの期間で回復するかが老化の目安です。

帰省して戻ったら、電話や手紙で両親の頑張りをねぎらってみませんか?
お返事や会話で疲れ具合がわかるかもしれません。

実は高齢者の方は
感覚や自覚症状、「疲れたな」「なんとなくダルイ」が感じにくくなっていくのです。

感覚としては
のどが渇いたと感じられないので、トイレに行くのが億劫で水分取らない
充分に暖かくてうっすら汗もかいているのに、寒いといって、布団を厚くかけたり、電気毛布を使ったり。

夏の暑い時期に冷房を嫌がるのも感覚が低下しているからです。

でも、子供が来たときは元気が出て行動をとめられない
自分をとめられないことは若い体力がある人にも起こりますが、リカバリーができます。
でも、高齢者(私の感覚では85歳以上)ですとリカバリーができず、下降線になります。

その時に大切なのは自分の意志だと思います。
元気になりたい
もう頑張りたくない
私は元気があるからこのままでいい

最後のことばは認知が低下している人が言いがちです
自分の状態がわからないので、大丈夫と思っている。

帰省して、
親が意外に元気で良かったと思った方
あれ、こんなだったかな?と違和感を感じた方
手紙や電話でさりげなく、元気でいるか、疲れているか、お正月の頑張りをねぎらってみませんか?

音声配信『志保の本棚』

音声配信の局名を再度変更して『志保の本棚』になりました。
本の紹介です。お時間あるときにどうぞお聴きください。



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