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棺に入れるもの

姑が無くなり納棺の儀
冥土に行く間に持たせるものを頭陀袋に入れた。
六文銭(60円)
五穀米
お饅頭(甘いものが好きだったから)
そして身の回りにお帽子、コサージュ(金属製のブローチは入れられない)
キレイなハンコの箱(紙製、ハンコは石なので入れられない)
そして、施設に入ったまま亡くなった姑が愛していた庭の花と葉で小さいブーケを入れました。
おうちが好きで、桜を見に行こうといっても、旅行に行こうといっても、おうちが一番と自宅の庭をめでていた母。
それなのに施設に長く入り、亡くなった後も一回も家には戻れず、今はお寺に預かってもらっています。
おうちに帰りたかっただろうな~
認知症があるといっても、今いるところが家ではないとわかっていて、何か手伝えればいいんだけれど何もできないからと施設の人に気を使っていたやさしい姑でした。
今も庭でひっそりで花を見ているような気がします。

さて、この棺にいれるもの。
例えば、故人の愛用品、手袋や靴下、スカーフなど
あるいは好きだった食べ物、ドリンク(ジプロックに入れて)も収めることができるそうです。CDなどプラスティックは少量なら可能。
金属、ゴム類は適さないので靴は難しいとのこと。

それぞれの火葬場のお約束もあると思いますのでご確認ください。
頭陀袋(ズダブクロ)という呼び方も初めて知りました。

お葬式はだれでも何回も経験することではないので、誰かにこの投稿が役に立てばと思っています。


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