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タスク優先順位と娘の気持ち

4月末に母の退院(25日)、義父の要介護状態(22日入院、1日退院、介護施設の嘱託医(24日)を開始。と三つの新しい事態になりました。
SF適応性4位ですが、さすがに目の前の変化についていかれなくなっています。
タスクの優先順位と
それと、自分が混乱している理由も考えました。

優先順位

  1. タスクの緊急性:医療界では常識ですね

  2. 周囲への影響:迷惑かけるだけでなく、組織の運営を停滞させない

  3. かかる時間:短時間でたやすいものから取り掛かると進みやすい

以上の三つは常に考えていました。
母の状態は落ち着いて退院ですし、家に変えることが母にとって良いことは周囲も一致しています。
入院中は会えなかった母に会いたい気持ちは強いけれど、医師としての仕事をだれよりも応援してくれた母なので、仕事優先にしました。
合間に飛行機で往復して、リアル母に実家で会えたのは29日。実家への滞在時間は12時間もないけれど母の手を握り、頬を寄せてお話ができて母も嬉しそう。私はもっと嬉しい!
母は失語症の影響で言葉は少ないけれど、穏やかな表情、自分が一家の担い手と自負する表出に健在ぶりを発揮していました。

次は義父への対応です。
子供は二人(一人は夫)。元気で長生きしてほしい気持ちが強い。
義父は介護施設と法人を経営していた現役です。子供達は頼りなく介護が必要になった義父の様子が受け止めきれない。
夫の気持ちに沿ってあげたい私(嫁)は一緒に居てあげることしかできません。でもこれは時間が限定されています。終わるときが近づいています。

さて、介護施設の嘱託医は週に数回施設を回診します。
義父がしていた仕事を引き継ぐ間もなく3つの施設を回ります。
介護の現場では医療の存在は小さいのです。初めてのことばかり。
スタッフに助けれて見習い嘱託医をしています。施設の嘱託医は緊急性は低いけれど、地元を離れにくい。24時間連絡が入ります。もし連絡が取れないと入居者の方に迷惑をかけます。

娘としては母にもっと会いに行きたくてモヤモヤする気持ちが施設からの呼び出しにかき消される忙しさ。
この時期を後から振り返って親不孝な娘と考えるか新しい仕事への挑戦と見るかはわかりません。

でもこの経験はきっと私を成長させてくれると信じています。

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