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三方良しの極意

夫婦は性格は正反対。だからうまくいく。
先日、確かにそうであると納得したので報告しますね(メイキングあります)

姑が無くなった時のこと 


舅の考え 
だれにも知らせたくない。家族だけで静かに葬儀を行う。
親戚にも知らせるな、墓にもまだ入れない

私の考え
お母さんも闘病が長かったから早く魂を休めてあげたい。
そんなこと言ったって、すぐにばれて、広まるんだから、後々弔問の方がいらしたら、お父さんの体持たないですよ
普通にお知らせして葬儀をするのが一番良い

ガンガンと意見する嫁にかたくなになる舅。
「今回だけは私の意見で」⇒「勝手にしろ」⇒耳が聞こえなくなって口を利かなくなる

夫は、自宅、葬祭場、お寺と舅に寄り添って行ったり来たり。
おそらく4回くらいの移動をしながら、舅の意見を聞いている。

結局、私の言う通りになりました。
普通に執り行う。
舅は私の意見を反対したけれど聞いていないわけではない
夫が寄り添ったことで考える余裕ができた(でも動かされて体は疲れる)
自分の考えで良いのか迷ったときにお寺さんから道理を説かれて
納得したようです。
その後はまるで自分がはじめから考えたいたとでも言うように、「やっぱりちゃんとやらないと」

怒られた嫁としてはモヤモヤもありますが、思うように進みました。
舅はなぜか自分の意見が通ったと思っている。
夫はもちろんうまくいったと満足。
三方良しになったのです。

三方良しとはもともと経営の極意です

私の失敗は
正しいと思う意見を上から目線で舅に伝えたことです。
「どうして、他の人に姑の死を伝えたくないのか」の真意をきいてみればよかった。コーチングを勉強していても身内のこととなるとうまく伝えられないですね。
正しい意見を強気で言われることは反論しにくいだけに不快な気持ちになります。自分が正しいと思う時こそ相手への思いやり、寄り添いが必要です。

姑はお空でこんなことを考えている嫁にニヤニヤしているかも。


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