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ドライアイスにご用心

ドライアイスは二酸化炭素からできています。気化するともくもく白い煙がでます。少しづつですと白くならず、二酸化炭素が増えていても気づかないことがあります。
先日ドライアイスと一緒の部屋に朝から滞在して、午後に頭痛が起きたときのことを書きますね。

亡くなった姑と同じ部屋(葬儀場の安置室)に行ったのが朝9時。
体の周りにはいくつかのドライアイスが置かれていました。
葬儀場スタッフとの打ち合わせ(この時まだ元気)
12時半に夫と交代、30分で昼食をして戻る。
午後からは湯灌の儀、体をきれいにしてもらいます。
15時くらいから頭が痛くなってきて、持参したiPadでする仕事も進まず…

湯灌の儀のスタッフに頭が痛いことを話すと定期的に換気したほうが良いとのこと。
コツは少し窓を開けておくではなく、大きく窓、扉を開けて一気にすることと教えてくれました。
姑の体のためにドライアイスを使い、冷房を強めてできるだけ温度を保った方が良いのでしょうが、中毒まではいかなくても頭痛や吐き気が起こることがありますので換気が必須です。
訪問客がたまたまいなかったので扉を開けていなかったことも原因の一つですね。
通夜室へ移動してからは人の出入りがあり、定期的な換気になっていたようで、頭痛はありませんでした。

もくもく白い煙がでるドライアイス。
自宅にいただくと水を足してもくもくを楽しむこともありますが、密閉した部屋では注意が必要です。
葬儀の準備が忙しいから、悲しんでいるからと二酸化炭素が増えているのに気づかない可能性があります。

こんな記事を見つけました。一酸化炭素中毒と二酸化炭素中毒についての説明です。

ドライアイスにご用心、換気をしてくださいね。

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