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杉原千畝展 命のビザ


昨日、JRタカシマヤで開催されていました、杉原千畝展に立ち寄りました。

杉原千畝氏は岐阜県出身、外務省に勤めて、1939年第二次世界大戦のさなか、リトアニアの日本領事代理として、迫害から逃れるユダヤ人に日本通過のビザを発給したことで知られています。ビザそのものが展示されていたり、家族と一緒の写真があったり、杉原氏の人間としての在り方がわかる内容でした。

熱心に見る方々は、小学生を連れて説明しながら回る両親、高齢の男性グループ(もしかして同郷の方とか、外務省の方とか?)が多かったように思います。

杉原氏はビザへのサインをする前にもちろん本省に確認するのですが、(役人としては当然)反対された後、自らの判断で書くことを決断します。
自分の生き方に背かない判断。
そして妻の幸子夫人もそれを肯定して、応援するのです。
夫人の華やかなパーティーの様子、また領事館での家族写真。とても美しい方でした。

夫人の考えにも憧れます。正しい人についていく、そして支える。
また、杉原氏の協力者、助かった命を繋いでいる今生きる難民のお子さんお孫さんの動画を見て大きな時代のうねりを感じました。

日本に帰ってからは外務省からは追われ不遇な人生を歩んだと聞いていましたが、家庭的には幸せだったのだと思います。

決して忘れてはいけない日本人の1人。
杉原千畝氏
幸子夫人の著書です。

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