みんなちがってみんな良い

#業界あるある
開業医のあるあるは両親ともに開業医でしたので小さいころから食卓の話題でした。
○○な開業医と非○○な開業医の比較が面白かった。

曰く
患者さんはたくさんいる忙しい開業医はちょっと暇になっても大騒ぎする
患者さんがもともと少ない開業医は少なくなっても気にしない

曰く
よく勉強してきた開業医はコミュニケーションがとれない
あまり勉強せずに開業した医師は愛想がよい

自分が医者になって働いてみると、なるほどと思います。

例えばA先生。
患者さんが少ないクリニックを長く開業して幸せそうです。
人柄が悪いわけではなく、友達には親切。患者さんには普通かな～
医療器械はそろえるのが好きだけど、使うのはあまり好きではないのか、検査はしない。
患者さんを他の大きい病院へ紹介するの大好き。
患者さんが少ない日が機嫌が良い。

マイペースな働き方で、私から見ると患者さん来なくて不安はないのかな、といらぬ心配をしていますが、普通に暮らしています。

一方盛業中の、B先生、コロナの影響で患者さん減った、地域の人口構成が変わり患者さんが減ったと大きな声で話しています。
仕事は一所懸命、患者さんにはとことん親切だけど、スタッフにはきつめ。
クリニックの駐車場には車があふれているのに、患者さん少ないのかな？

もうちょっと気楽に仕事して、趣味もあれば良いのにとこれまたお節介なことを考える私。B先生も普通に暮らしています。

両親はストレングスファインダーは知らなかったけれど、人はそれぞれ違うということはわかっていたようです。
毎日それをおしえられていたのですね（二人ともまだ健在です）