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専門医取得後の仕事(1)

医師は医学部を卒業したらすぐに医師として働けるわけではありません。
初期研修2年間、そして、専攻医として3年間の修行期間があります(他にもコースあり)
その後、資格試験に合格するとリハビリテーション科専門医になります。

専門医を取得する時期は卒業して5、6年
さあそれからどうしましょうか?
リハビリテーション科医師が勤めやすい回復機病棟があるリハビリテーション病院に勤める人が多いでしょう。
大学病院は大抵急性期病院なので急性期リハビリテーション、呼吸リハとか心リハを行う先生も必要です。
小児や高齢者の専門施設に進む人もいます。

専門医を取るまでが助走、そこからバトンを渡されると考えた方が良いのかもしれませんね。
自分の働き方を考える時期です。

きっかけは何でも良い

私の場合は自分で目標を建てるというよりも、仕事よりも周りの都合で仕事のやり方を変えてきました。
こういう人案外多いのではないでしょうか?
最近は痙縮の治療であるボツリヌス治療、高次脳機能障害者の社会的支援を中心に診療をしています。
ボツリヌス治療は10年以上前に病院を転出する尊敬するS先生が患者さんのために私に代わって継続してほしいと言われ、引き継いだのが始まりです。
高次脳機能障がい者支援は当時の院長から、任命されて(さりげなく他の医師は忙しいからと)当時の作業療法士長と震えながら院長室から戻ったのを覚えています。

やってみよう、チャレンジ!
長くなってきましたので続きます

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