Let's Chat!(うみぽす甲子園2023ファイナリスト)

うみぽす甲子園2023ファイナリスト「Let's Chat!」 東海大学付属…

Let's Chat!(うみぽす甲子園2023ファイナリスト)

うみぽす甲子園2023ファイナリスト「Let's Chat!」 東海大学付属静岡翔洋高等学校の女子5名で結成されたチーム。 主にチラシの解説を載せています。 【活動テーマ 】サンゴの白化を通して、子供から大人へ海の現状を伝えよう!

最近の記事

⑦「かっちゅうそう」がいなくなっている

    • ⑥魚やカニがいなくなっている

      魚やカニがいなくなっている 珊瑚が白くなってしまうと海の生き物の隠れ家の役割を失ってしまい、そこから海の生き物が居なくってしまう。 それは、海にとっても、そこに住んでいる海の生き物にとっても良くない。海の生き物の4分の1から3分の1が珊瑚を住み家としている。そして、産卵の際そこで珊瑚に卵を産みつける魚も多くいる。珊瑚が死んでしまい、棲み家がなくなるということは、そこに住む魚が絶滅するリスクが高くなるということである。 また、それだけではない。その魚を食べる他の魚も食べる魚

      • ⑤海がにごっている

        • ④ここにいてはいけないサンゴがいる

          白化以外にも珊瑚に問題が起きている?! 海水温の上昇により、本来静岡県にいるはずのない和歌山県より南にいる珊瑚が発見されている。 本来いるはずのない珊瑚がいるということは、珊瑚の天敵である生き物もくる可能性が高い。そうすると、静岡県に生息珊瑚に害が及ぶ可能性があり、沢山の珊瑚礁が死滅してしまうことに繋がる。これは、魚の居場所がなくなることにも繋がる。 実際に1970年代に日本では沖縄県、豪州など世界中で珊瑚の外敵であるオニヒトデが大量発生し、貴重な珊瑚礁多く死滅している。

          ③たくさんのゴミがある

          たくさんのゴミがある 海洋ゴミはプラスチックだけでも、世界に合計1億5000万トン以上の量が存在していると言われ、毎年約800万トンに及ぶ量が新たに流れ出ていると推定されている。そして、海洋プラスチックのほとんどは陸からのプラスチックゴミだ。それ以外にも沢山のゴミが海に流れ出ている。 日本の海岸のゴミは、川から7割(美化財団が行った調査より)といわれている。 また、ゴミの影響で海が濁ってしまうことにもつながる。 私たちにできることは? よく言われるのがポイ捨てをせず、し

          ②サンゴが白くなっている

          珊瑚と褐虫藻の関係サンゴというのは、沢山の小さなプランクトンを取り込んで、ともに暮らしている。 そのプランクトンが栄養分と酸素をサンゴに供給しており、サンゴはすみかをプランクトンに提供している。 サンゴの白化とはサンゴと共生している褐虫藻という植物プランクトンがいなくなってしまうことで、サンゴの白い骨格が透けて見える現象。 白化しても、褐虫藻が戻ってくればサンゴは回復するが、戻ってこなければ死んでしまう。 西表島では6年に1回のペースで白化が起きている。 2016年に大

          ①水の温度が上がっている

          海水温の上昇 珊瑚の白化の一番の原因が、地球温暖化による海水温の上昇。海水温が上がりすぎてしまうと、珊瑚にストレスがかかり、褐虫藻を追い出してしまう。そのため、珊瑚は栄養源を失ってしまい、色が薄くなり、骨格が白く見えてしまう(珊瑚の白化)。 この状況が長く続くと珊瑚は死んでしまう。 珊瑚の白化の救世主! 台風によって海水温が下がる?! 白化は長引くと珊瑚が死んでしまう。 海は、海底に行くほど水温が冷く、表層は太陽で暖められているため暖かい。つまり、冷たい層と暖かい層

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