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②サンゴが白くなっている

珊瑚と褐虫藻の関係

サンゴというのは、沢山の小さなプランクトンを取り込んで、ともに暮らしている。
そのプランクトンが栄養分と酸素をサンゴに供給しており、サンゴはすみかをプランクトンに提供している。

サンゴの白化とは

サンゴと共生している褐虫藻という植物プランクトンがいなくなってしまうことで、サンゴの白い骨格が透けて見える現象。

白化しても、褐虫藻が戻ってくればサンゴは回復するが、戻ってこなければ死んでしまう。

西表島では6年に1回のペースで白化が起きている。
2016年に大規模白化があり、少しずつ回復していた。しかし、2022年に起きた大規模白化により2016年に生き残ったサンゴがこの年に死んでしまった。
ここでわかることは増加する速度より減少する速度の方が早いということである。

下記の写真は静岡県の平沢に生息しているエダミドリイシというサンゴが実際に白化してしまっている写真。


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