パウロは罪と戦ったか?

パウロはイエスが任命した使徒である。彼は、御霊をもっている。ローマ7章で、霊と肉との戦いの話をパウロは展開している。

だから、クリスチャンになる前の過去においても、クリスチャンになってからもパウロが、肉と戦っていたと考える人たちが多い。

ローマ8章で突然、パウロは、ですからと始めて、イエスと結びついている者の話を展開している。多くの牧師や学者たちは、ここで戸惑う。なぜ、ここで、突然話が変わったかと。

パウロは、罪との戦いについて自身は、すでにイエスによって克服している。霊と肉との戦いはわたしたちへの教えのために書かれた。

その証拠に、「神の霊があなたがたに宿っている限り、あなたがたは、肉ではなく霊の支配下にいる。」と教えている。肉の働きを殺すのは、人間の力ではなく神の霊である。

しかし、パウロは、「肉の働きを殺すならあなたがたは生きる。」と教えた。正確に表現するなら、「御霊によって体の働きを殺すなら生きる。」である。

パウロは、罪を犯さなかった。なぜなら、人々のためへの教えとは違い彼自身は、「神の霊の支配下にいた」からである。

ここで、「肉の働きより、神の霊の力の方が強い」ことを覚えておきましょう。イエスの霊の力を信じることが、信仰である。信じる者は御霊によって罪から解放される。

アーメン


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