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月曜日のアイコトバ たんぽぽ綿毛

イギリス北東部を中心に
歩いたあちらこちらで
私(Iアイ)の目(eyeアイ)を通して
i(アイ)phoneで撮った写真に

ささやかで小さな届けたい言葉と
愛(アイ)を添えてお届けします。

あら、ちょっとひつこいかしら。

イギリス北東部にて撮影

「運んでいきますから」

もしも今日
あなたが
少し悲しかったら

ふぅっと
おもいっきり
私を吹き飛ばしてください

必ず
遠くに運んでいきますから
その悲しみを

もしも今日
あなたが
少し嬉しかったら

そうっと
吹いてください

ふわふわと風に乗って
あちらこちらに
運びます

行った先で
たくさんの幸せが芽吹くように


 水仙が終わりを迎えた頃、次は私たちの番!と言わんばかりに、たんぽぽたちが黄色の絨毯のように咲き乱れていました。それはもう朗らかに、楽しげに、我が物顔に。イギリス北東部の春は水仙→たんぽぽ→菜の花の順に黄色に包まれていきます。

 そして今、今度はふわふわの綿毛たちがいっぱい。吹き切れないほどいっぱいですから、一人一本以上あると思います。さあ、どうぞどうぞ。

 創作大賞に私も参加してみようとほんのりと思っていましたが、ふと、以前から心にあった気持ちを思い出しました。

誰かに届けたい言葉は誰にでもわかる言葉で。

 真剣に何度も推敲する少し長めの詩とは別に、その時心に浮かんできた小さな詩のかけらのようなものを、以前から細々と書いていました。悲しくて仕方のない時、なんだか理由はわからないけれど、心が途方に暮れている時、あんな時こんな時に、私の心を慰めた思いのかけらをお届けできたらと、写真に添えてまとめていきます。できるだけシンプルな表現で、シンプルな言葉で、週に一度くらい書けたらいいな。

 一番最初は、私が苦手な月曜日にお届けすることにしました。月曜日っていうだけで、頑張らなきゃ感がプレッシャーになる気弱なmarmaladeです。とはいえ、今はまだ日曜日の夜の英国から、月曜日の朝を迎える日本の方達にお届けしたいと思います。



いただいたサポートは毎年娘の誕生日前後に行っている、こどもたちのための非営利機関へのドネーションの一部とさせていただく予定です。私の気持ちとあなたのやさしさをミックスしていっしょにドネーションいたします。