疲れた時は神社仏閣

近頃、コロナのせいもあり、なかなか出かけられませんね。都心に住んでいる方は、相当苦労されていると思います。

とはいえ、日々のストレスは溜まりますね。思いがけぬ苦しいことに遭遇してしまうこともしばしば...

つい先日、自著が完成した~☆と喜んでいたのもつかの間、人生でたぶん5本の指に入るショックなことがドカーンと起こり、以来もやもやした日々を送っていました。

今日はたまたま、仕事も休みで、天気も良く、かつ体調も良いという日だったので、思い切って車で一時間程度の、山のふもとの神社まで行ってきました。

そこは自然に囲まれたとても大きな神社で、いくつものお社があります。その中で、まだ参拝したことのないお社がありました。しかしそのお社こそが、今私が抱えてる悩みを聞いてくれそうなところだと思ったのでした。

杉の巨木が林立する参道を目の前にすると、何度も参拝したことがある神社なのに、これほどに神々しかったか?と目が眩むほどで、圧倒されました。今までの記憶が塗り替えられるほどのまばゆさというか...久しぶりに自然の中に身を置いたから、余計にそう感じたのかもしれません。

そして、延々と続く石段の道を上がっていくと...目当てのお社が、何となく温かい雰囲気で見えてきました。

見た目は、本当にただの小さなお社なのに、周囲を背の高い木々に囲まれつつ、目には見えないけど、明らかにスーパーナチュラルな存在、日本で言うところの神様が鎮座されているような気がして、なんで今まで来なかったんだろう!?こんなすごいところに?という感じを受けました。

参道を歩いている間中、悩みと願い事を頭の中で呟いていました。苦しい時の神頼みとはまさにこのことで、今まで見向きもしなかったのに、願い事ができたとたん来るなんて、現金だよなぁ・・・しかし、身勝手を承知で、どうか神様私の話を聞いてください、という思いで、「今まで来たことがなくてごめんなさい」とつぶやくと、何となくですよ、何となく、「いずれ来るのは分かっていた」と優しく言われたような気がしました。

そこで、心置きなく悩みを全て打ち明けて、祈願しました。もう少しこの神々しい雰囲気を味わっていようと、杉の巨木と、木を通り過ぎる風の音と、優しい木漏れ日を見上げているうちに、なんだか涙が溢れました。辛いなぁ、という気持ちと、今日ここへ来れて良かったなぁ、という気持ち、そんな思い全てが涙になったという感じでした。そこは、すべてをなんだか癒してくれているような、優しい雰囲気でした。これこそが「浄化される」ということなのかな、と思いました。

久しぶりの大きな神社参拝がかなって、ものすごくリフレッシュできました。辛いときは、人に話したりすることがとても大事ですが、神社仏閣に訪れると、心からの癒しをもらえて、心が元気になるんだなぁ、としみじみ思いました☆

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