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鑑真和上坐像にであう
ある日、ふと、この日なら仕事休めるな・・・と気づきました。
どこかへ行こうかなぁ?
そういえば、母が見たいと言っていた、鑑真和上坐像の公開って、この時期だったよね・・・
確認すると、私が休暇を取れる日が最終公開日でした。
早速、母を誘ってみましたが、体調がよろしくないのでやめておく、でも、あなたは行けるなら行ってらっしゃい、と後押ししてくれました。そこで、思い切って行くことにしました。
大混雑になるだろうし、気温も上がってしんどいことになることを予想して、始発で行くことにしました。前回よりも弾丸度アップです!
西ノ京駅に着いたのは8:35頃で、御影堂前の順番に付いたのは、多分、8:50頃だったと思います。
そこで、もらった整理券はこちら↓
![](https://assets.st-note.com/img/1686138569915-0XDYKQkx1O.png?width=800)
HPには、1時間に150枚の整理券を配布します、と書いてありました。
これは個人参拝の場合、150番を過ぎると、次の1時間の枠となり、また1番から整理券の配布がなされる・・・と考えてよいのでしょうか。
後ろにいる誰かが、「うわ、ギリだった!」と言っていました。
私は、10時の枠もあり得ると思っていたので、案外すんなり行ったなぁという感覚です。
この写真を撮ったりしながら、ほんの5分ほど並んでいたら、通されました。
大広間には、東山魁夷氏の襖絵と、鑑真和上坐像(国宝)がありました。
いえ、私の眼には、鑑真様が、そこにおられました!
仏像は、人間の叡智を超えた存在である仏さまを、こういうお姿だろうと想像して象ったものですよね。
けれども、鑑真和上坐像は、「人間」であった鑑真様を可能な限り模写して制作されたもの・・・
でも、鑑真様はもはや、高僧ではありません。仏さまなのです。
人の姿をした、仏さま。
それも、日本最古ともいわれる、1200年以上前の肖像・・・
唯一無二の至宝なのです。
そのお姿は、まるで今も、人々の話に耳を傾けられ、言葉を掛けているようです。
お顔からは、限りない優しさ、慈愛があふれ出ているように見えました。
1200年以上経って今もなお、この方は、布教されている!とさえ思いました。
唐招提寺、最初の仏像3体との出会いも衝撃的でしたが、それをも上回るような、言葉にならない衝撃を受けました。
こんな機会を得られたことに、本当に心から感謝です。
是非是非、多くの人に、鑑真様に会いに行ってほしいなぁ、と思いました。
旅の詳細は、こちらの方のブログがとってもわかりやすいと思います^^
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