神社大好き🌠
今日は、かなり遠くの、とある神社に行ってきました。
創設は、715年、とありました。これはちょうど、日本書紀が認められる直前ですね。
おそらく、もうすこし古いのではないかな、と思います。
この地域は古の時代から、大陸から来る人々が必ず通る、日本への入り口、都への通り道でした。
大陸から移り住み、町を作った人々の長が、皆の無事、幸せを祈願して、ここに神様を勧請したのでしょう。神様は、それ以来ずっとここに鎮座され、人々を護ってこられたのではないかな・・・と思います。
鳥居前であいさつすると、風が木の葉をゆする音がします。おお~、なんとなく、歓迎されている気がします!
立て看板には、入り口付近の鳥居代わりの二本の杉の木が「パワースポット」と書いてあります。
そうか?と思って立ってみると、確かにそんな気がします!
さらに、この二本の木の中央に立ち、将来のなりたい姿を祈って云々・・・と書いてあったので、はて、と、上を見ながら考えました。
そうですね、願わくば、神様のお手伝いをしたいものです。それは、つまり人のために何かしらする、ということだと思っています。
どこまでも伸びる杉の木に、ひっそりとたたずむお社・・・古代の香り、古代の気、古代の神様・・・
この地域に来ると、途端に、「古代」にタイムトリップしたような感覚を覚えます。とても不思議です。
境内は、それはそれはもう見事な杉の木がたくさん。すごいな~、すごいな~と思って進むうちに、目の前にどんと本殿が現れました。
そこにあるのは、いわば木造の建物だけのはずなのに、言葉にはならない神々しさを感じました。
「静謐」という言葉が近いですが、でも、「静か」ではないのです。何かが振動しているような・・・
どう伝えたらよいのかわかりませんが、明らかに、そこには神様が鎮座されている!と感じました。
ここでは、何か言葉を聞いたり感じたり、ということはありませんでした。ただただ、厳かな空間の中にいて、不思議な感覚でした。
帰るとき、古い門の茅葺の屋根を見上げると、水が絶え間なく滴ってきていました。
そして、ああ、この水の一滴でさえも、神様の恵みなのだ・・・と思いました。
こうして、誰もいない、一人だけれども一人ではないような、とても不思議な時間と空間を満喫し終えると、ちょうど鳥居のところで二人組とすれ違いました。このタイミングでさえも、きっと神様のお計らいなのでしょう。
ここしばらく、神社には全く行けていなかったので、久しぶりの参拝に、涙が出るほど感激しました☆
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