人生を変えた言葉2

この言葉があったから、私は少しまともな

人間でいることが出来たんじゃないか?と思うのですが、
小学校低学年の頃に、家族でいじめについて話していました。
私は、いじめられる方にも少しは悪いところがあると思う。と言いまいした。
例えば、他の子たちと違う、とか
暗いとか。
それに対して兄は、
「理由がなんであっても、誰かをいじめていいという理由にはならない」と断言したんです。
雷落ちたのか、と思うくらいの衝撃を受けました。
本当にその通り。

うちは転勤族で、私も3,4年に一度転校しました。
歳のせいだったのか、土地柄だったのかはわかりませんが、
小学年高学年の時の学校は、本当に陰湿ないじめみたいなことがあっていたのですが、
そこに加担しなくてよかったのは、あの時の兄の言葉があったから。

いじめられるのってとっても辛いだろうけど、
いじめっ子だった子が大人になった時、どういう感じがするんだろう?とこの歳になって思います。
きっととっても恥ずかしいし後悔するんだろうなぁ。そんな人生絶対いやだなぁと思います。
過去のことだと、なかったことに出来るのかなぁ。

もちろん、ちょっとした嫌がらせとか悲しかったことははあったし、
私が友達を傷つけてしまったこともあったと思うけれど、
私が、いじめに加担しなかったのには、確実に兄のあの言葉があったから。
早く気が付けて、本当によかったー!と今でも心から感謝する瞬間です。


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