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兵庫県知事の「疑惑」に思うこと

この件をnoteするのは、心が重く感じます。

人が亡くなっていると、本当に・・・

告発的文書に端を発した、
兵庫県知事の「疑惑」、です。


「疑惑がある」とは、
知事に対する「疑いがある」ことで、
「不正があるんじゃないか?」という状態。

ならば、調査するのは、
「知事は職員にパワハラ(罵倒、怒った)をしたのか」
「知事は贈答品をおねだりし、いただいちゃったのか」
などの疑惑に対する確認、ではないでしょうか。

告発文書を書いて処分を受けた方は、
知事のパワハラやおねだりを直接目撃したのではなく、
伝え聞いただけなのではないかと感じます。

その方にとっても、
「疑惑」だったのではないでしょうか。

だから事実を明らかにしてほしいという、
告発文書というより
要望文書だったと私には感じます。


私も噂は聞くので、
知事の周囲にいた可能性のある職員や事業者に、
確認してみたいです。

↓私の印象はコチラ

事実確認ができてから、
斉藤さんの言動は、
公務員であれば受け入れるべき範囲なのか、
そうではないのか、
評価に向けて議論が始まっていいと思います。
ケースワークです。

おねだり疑惑であれば、
公務員としての職務の範囲内だったのか。
政治家なら職務の範囲内だったのか。

パワハラ疑惑であれば、
選挙で選ばれた首長に対し、
公務員は、どこまで我慢をしなければならないのか。
「公僕」というのは、誰に対して忠誠を誓い、
何に従わなければならないのか。

退任予定の副知事がおっしゃった
「知事を支えられなかった」という発言も、
「パワハラ」や「おねだり」が、
知事として、公務員として不適切なら、
「支えられない」のは当然のことで、
泣く理由でも残念がる事柄でもない。

でも。
泣いて残念がっているということは、
副知事は「パワハラ疑惑」も「おねだり疑惑」も、
職務の範囲内と解釈していて、
告発や噂話を未然に防げなかったことを
自らの能力不足と省みているように見えます。
斉藤さんと思考はシンクロしている、と感じます。


人間関係でできているこの社会、
よりよい社会にするために、
疑惑を議論して社会規範を形成することは
よいことだと思います。

私が興味があるのは、
どっちかというとおねだり疑惑です。

各地からプレゼントされた物品は、
いったい、どんな経緯でどこに贈られて、
誰が、つかっていたのか。
持っているのか。
もしくは、つかわなかったのか、
本当にコーヒーメーカーだけなのか、
なんなら、知事のご家族にも質問してほしいほどです。

「予算はありませんが、それ、いただけません?」
と言われた事業者が証言すれば
最悪、贈収賄事件になりそうな気がします。
贈賄の時効って何年でしたっけ?


県会議員の皆さんには、
「パワハラ疑惑」と「おねだり疑惑」を調査する、
まずはそこを考えていただきたいです。

まさか、まさかですが、
頭の中は、
次の県知事を誰にするか、
勝ちそうな人の流れにどうやって乗るかを
必死に考えている・・・はずはないと思いますが。

兵庫県下の選挙事務に従事する市町職員の皆さん、
とりあえず蒸し暑い時期の
県知事選挙はない感じで良かったですね。
もしあの臨時記者会見で『辞任』なんてなると、
4年に一度やってくる知事選挙が猛暑なんて、
斎藤さんへの遺恨を
後年、繰り返し思い出しちゃうところでしたねー
『県知事選挙は県職員でやっとけ!』
と言っちゃうところでしたねー(笑)


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