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クローゼットの服を見直そう

高校1年生の時に同じクラスだった友だちと
久しぶりに会いました。

同じ9月生まれ、15歳で出会ったので、
出会ってから・・・37年。
37年かぁ・・・

私のnoteを読んでくれている方には、
37歳になっていない人もいるんじゃないかしら。

37年たっても
Aちゃんと私の話題は恋バナが一番盛り上がる。

高校生の時も
Aちゃんとは進路や勉強の話じゃなく、
恋バナが一番盛り上がってた。

むしろ、Aちゃんとは恋バナしかしてないかも。

あと、同級生たちに対する距離感が私ととても似ていて、
彼女には本音を言いやすい。

私たち共通の友人Bちゃんについても。

Bちゃんは夫がパリに2,3年駐在することになり、
子供と犬と一緒について行った。

女子あこがれのパリの生活✨

毎日毎日毎日毎日毎日毎日、
きらきらきらきらきらきらきらしている写真を
Facebookに投稿していた。

始めは私も「超いいね💕」をしていたけど、
だんだん「いいね👍」だけになり、
なんのリアクションもつけなくなり、
半年か1年後、
Bちゃんの投稿が目に入るだけで
とてもいやな気持ちになり、
フォローをやめました。

Aちゃんも同様に「あれはただの自慢?」
フォローをやめたそう。

確かにBちゃんの旦那さんは、
医療系の会社なので、
コロナ禍でたぶん羽振りがよかったんでしょう。

でも、
あくまでも稼ぎはBちゃんの旦那さん。

パリに一家で滞在できるほど稼ぐ旦那さん。
週末にデンマークやプロバンスやスペインに
小旅行に行けるほど稼ぎ、
連れて行ってくれる旦那さんが「超いいね💕」です。

Facebookに投稿するってことは、
BちゃんはBちゃんへの「いいね」を期待しているわけで、
私から見ると、
「Bちゃんちゃう。Bちゃんの夫がめっちゃいいねやわ。」と感じた次第です。

私ときたら、ひとりで生計を立ててて、
仕事に苦労し、議員に悩み、
上司に落ち込み、交渉に不安になり、
町内会の世話役をしたり、
部下の退職に強がり、
寝不足になりながら家事をし、
クッタクタのバッタバタ。

パリという世界の花の都、
物価高騰のヨーロッパで、
贅沢にも消費するだけのBちゃんの生活は、
なんか「ずるくない?」なわけです。

そんな、
口に出して表現することもはばかられる
黒い気持ちも、Aちゃんになら言えちゃう。

noteにも言えちゃうけど。
ありがとうnote。

だからといってBちゃんが嫌いなわけじゃなく、
気持ちの中では今も友だち。

たぶん会ったら高校時代に戻ると思う。
そういえば、
Bちゃんとは何の話題で盛り上がってたかというと・・・

ああ、よくBちゃんの話を聞いてあげてたな~。

Bちゃんは昔から自分の話をする女の子。
それはFacebookでも変わらなかったのね。

私のFacebookも
私の昔からの性格が出てるかも。

話はもどって、Aちゃん。
Aちゃんはアートな女の子。

昔も今も、自分のスタイルを持っている女の子。
好き嫌いがはっきりしていて、
自分の意志があって、
かわいらしくもあり美しくもある。

会った日も、
とってもすてきなお洋服を着てた。
思わず、「今日もかわいいね」と言っちゃう。
これ、毎回。


私みたいに、ファストファッションじゃない。

手触りのよさそうな、花のようなお洋服。

そんなAちゃんと半日会って、
私もクローゼットにたくさんある洋服を
なんとかしたいと思い始めました。

だってね、

洋服はたくさんあるのに着る服がない!

って、本当にこれは不思議な大問題。
謎よね。
去年、何着てたっけ?みたいな。

たぶん、
クローゼットやたんすに
パンパンに服が詰まってて、
何がどこにあるのか見えないからだと思うのよね。
↑ その辺は冷静にわかっている(つもりの)私。

でもって、
似たような服ばっかり買っちゃう。
そしてクローゼットはつめつめ。

あ、こんなのあったのね、とは、
衣替えの時に気づく。

できる限り、1枚買えば1枚捨てる
っていうルールでやってきたつもりだけど、
いつもいつも捨てられてない。

一度、ごっそり捨てないといけないのでは?
フランス人は10着しか服を持たないって
なんか、そんな本なかったっけ?

この夏が終わる頃、
夏に着なかった夏物の服を捨てようと思います。

着たい服があれば、自分のお金で買えばいい。
いい服を自分で選ぼう、そして悩んで買おう。
大丈夫、それは私のお金。
私は自分で働いてる!

好きなモノに囲まれて暮らす生活、
台所、食器の次は、いよいよクローゼット。

もう私もまもなく52歳だし、
それこそ、若い頃は手当たり次第だったけど。
そろそろ自分の好きな服、
着たい服がわかってきてる、はず。

たぶん、できる、はず。

ひとまず、45リットル袋1つ、出しました。

「これを着てデートに行けるか?」基準で、
失格になった洋服たち。

それでもクローゼットには
まだまだ服が・・・


Aちゃんとは
まだまだ恋バナでキャッキャと言ってるし
やれやれ私はデートが好きみたいです。


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