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自宅でお花見やってみる
家の整理をしていると困るのが、捨てるに捨てられない不用物たち。いろいろな事情で捨てるにはまだ抵抗感があるものたちがいます。その一つがマスキングテープでした。
小中学校で親や友達からもらったのが主なものです。メルカリに出すには使ってしまっている。かと言ってそのまま捨てるにはもったいないものたちをどうするか考え、思い出したのが草間彌生さんの『オブリタレーションルーム』と府中市美術館で開催された淺井裕介の公開制作『種を食べた美術館』です。
今回はそのオマージュをしてみることに。
(パビリオントウキョウ2021より草間彌生『オブリタレーションルーム』https://paviliontokyo.jp/)
(府中市美術館『公開制作82 淺井裕介 種を食べた美術館』https://media.and-art.jp/art-appreciation/interview_yusuke_asai/
簡単に説明すると不要になったマスキングテープと花のシールでオリジナルの木を作り、楽しむという企画です。
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改めて見てみるとうちの壁はぼろく所々壁紙が剥がれた形跡がある。それを鼻のシールで隠してみる。
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次にもっと適当に花のシールを散りばめてみる。なんだかよく分からなくなった。
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今回使ったのはこちらの二つ。幾何学模様の柄のマスキングテープで木の枝を作ってみる。なんだか木らしくなった?
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結構花が咲いてきた。ただ満開にはまだまだ程遠い。四分咲きといったところだろうか?ここで気分は花咲か爺さん。
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これで八分咲きといったところ?
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しかしここで難点が。シールの粘着力が弱く本物の花のように散ってしまう。マスキングテープを活用した賃貸のリフォーム話をたまに見かけるがそのマスキングテープですら剥がしてしまうつわものの難点をもったうちの壁。
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散ったのも強制的につけて完成。
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さて満開になりました。あとは粘着力という名の自然に任せて、散っていく花見を楽しむ時間です。
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1時間ほどでもうかなり散った。だんだん散る速度は遅くなってくる。
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1日経って散る速度が落ちたのでこんな感じで。
今回普段美術館やアート施設でやっていることを身近に置き換えるという体験をでき面白かったです。私はアーティストではないので、こんな機会は貴重ですし、うちの壁のボロさがなんだか本物の花見気分を味わうことができました。
最近よく聞く曲好きな曲の一つに「フォニイ」という楽曲があります。始まりの歌詞は「この世で造花より綺麗なものはないわ」それを直訳するとこんな感じになるのかしら笑
マスキングテープにセンスは特に問われないと思うので、ステイホームが続く方は一度試してみてはいかがでしょうか?一足先の花見気分を味わえます。(といいつつ多分本物の花見も何かしらでする。)
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