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宮尾俊太郎、ホリプロに所属し新たなスタート!オンラインサロンで健康や美容についてレクチャーします。

バレエカンパニーで数々の作品の主演を務めてきた宮尾俊太郎。この度ホリプロに所属することになった彼の現在の心境や、新たに始めるオンラインサロンについて聞きました。こだわりの生活スタイルも必見です。

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■幅広い方に健康や美容について伝えたい

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現役バレエダンサー中の怪我をきっかけにずっと身体のことを研究してきました。ダンサーとして一区切りはつけましたが、健康管理や美容について、地域を問わず幅広い方々と交流できるオンラインという場所を使って、ファンの方々に限らず多くの方々に伝えていきたいなと思いました。
特に食事と睡眠についてはたくさんのことをお伝えできるかと思います。現役中、いかに体重を落としながらコンディションを落とさないかが大事だったので、自分の体を実験台にありとあらゆることを試してきました。いろんなやり方とエビデンスがしっかりありますね。
例えば、みなさん、糖質を気にしていると思うんです。糖質をとらないと筋肉の中のグリコーゲンが減って、体内の水分量が減るので確かに痩せるんですけど、極端に制限すると、エネルギーが不足して疲れやすくなったり、筋肉量まで減少してかえって基礎代謝を低下させることにもなるんです。
長期的に見ると主食も1食あたり握り拳一個分に留めておけば、問題ないんですよね。

オンラインサロンやファンクラブみたいなものは今回が初めてですね。今までファンの方々とは、舞台が終わった後の楽屋口や、年に1回のトークイベントでお会いするくらいでした。
ファンの方々との交流は、とても素敵な方々ばかりなので楽しみです。両親が早くに亡くなったこともり、自分の活動を第一に伝えられて、喜んでいただけるのはファンの方々なんです。いつも家族のような存在だなぁと思っています。

■毎日ルーティーン!食材は産地までこだわる

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ほぼルーティーンの中で生活しています。というのも、アスリートの方もそうかと思いますが、毎日ルーティーン化して、同じサイクルで生きているからこそ自分の体調の微々たる変化に気づくことができるんです。あと、ルーティーンをこなすことが安心材料になって自律神経が整うとも言われていますよね。ただ、決めきるのではなく、なるべくそうしようと努力して、イレギュラーがあっても受け入れる生活にしています。
朝起きてから、ジムでは7キロを30分で走ります。1ヶ月では100キロ以内。これ以上走るとテストステロンが下がってしまうので、走りすぎても良くないんです。
朝食は広島から取り寄せているベビーリーフとブロッコリースーパースプラウト、岐阜から取り寄せている卵を3個。これをほぼ毎日食べています。食事に拘るようになったのは20代後半に、靭帯を切ってしまった時からです。30代になってからは何を食べたらどうなるかは大体わかっていたので、“どういう環境で育ったものを食べるか”を気にするところに行き着きました。どういった理由でどういうものを食べればいいのか、ということまでわかっているので自信を持ってみなさんに「僕が使っているのはこれです」とお伝えできます。

■人生2度目のミュージカル。ホリプロと一緒に映像の世界へ。

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今はミュージカル『マタ・ハリ』の稽古中です。
4年前に『ウーマン・オブ・ザ・イヤー』で歌いながら踊りまくるめちゃくちゃきつい役をやらせていただき(笑)、昨年上演されるはずだった『チェーザレ 破壊の創造者』が残念ながら中止になってしまったので、今回が人生で2度目のミュージカルです。
もともとセリフのない世界にいて、舞台上で踊ることで表現してきたので、セリフと歌で表現していかなければいけないのはかなり難しいです。今までずっとミュージカルの舞台に立たれてきた方々と同じ技術をやろうと思ってでも「できないよな」と焦りつつも、必死で追いつこうとしています。そこまで到達することは難しくても、僕が今まで経験したことをプラスして表現できるようにキッチリやっていきたいと思っています。

ホリプロに所属して活動できることになったので、映像のお仕事を軸にやっていきたいですし、舞台のお仕事もやっていきたいですね。映像で表現することには年齢制限がないじゃないですか。舞踊ということに関しては同じく無いですが、バレエはどうしても体力の限界も見えてくるので。これまでとはまた違う表現方法を追求していきたいですね。

■今は朝にワクワク。朝日で体内時計をリセット!

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1日の中で一番好きな時間は、昔は夜だったんです。全てから解放される感じにワクワクしていました。でも今は朝の方がワクワクします。ビタミンDを生成させるために朝日を浴びに行って、体内時計をリセットさせます。朝の空気って綺麗なんだなと。1日が始まる町の音を聞いたり、綺麗な空気を吸うことで心が安らぎますね。

最近ハマっていることは植物を育てることと、室内筋トレと、歌の練習です。あと料理をよくするようになりました。以前も本番前に向けて自分で調整することはあったんですけど、最近ではカルボナーラ、アーリオオーリオペペロンチーノなどを作っています。あとは、創作でも作れるようになりました。鶏ガラを取り寄せて、ボーンブロススープを作っています。
植物はミントやアボガドを育てています。アボカドは冷蔵庫に入れなければ、市販のアボカドのタネを水につけておくだけで芽が出てくるんですよ。 
それよりもミント!僕が育てているミントは、無農薬の土と一緒に分けていただいたもので、土の中には微生物がいて、そこへ他の土を足しても、微生物が繁殖して良い土にしてくれます。植物って光だけで自分のエネルギーを生み出すところはすごいのですが、微生物がいないと生きていけないんですよね。他者に助けられながら育ち、種を残して、また育っていく…。この命のサイクルが一つの鉢の中で起こっている…ロマンですね(笑)
今はこのミントを、『天空の城ラピュタ』に出てくる壊れたロボット兵の形をした鉢の中で育てています。穴からミントがバサーっと出てくる予定です。成長過程をオンラインサロンで伝えていこうかな(笑)

■オンラインサロン「Miyao Studio」で宮尾俊太郎のアドバイスを受け取れる

https://lounge.dmm.com/detail/3301/

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【プロフィール】
宮尾 俊太郎(みやお しゅんたろう)
1984年2月27日生まれ、北海道出身。14歳からバレエをはじめ、17歳でフランスのカンヌ・ロゼラハイタワーに留学。2004年にKバレエカンパニーに入団し、2015年にプリンシパル(最高位ダンサー)に昇格。多くの作品で主演を務め、振付家としても活躍する。
また俳優として舞台やドラマにも出演し、『アナザースカイ』(NTV)『プレバト!!』(MBS)を始めとするバラエティ番組でも注目を集める。近年の主な出演作品は【舞台】『ウーマン・オブ・ザ・イヤー』、『ロミオ&ジュリエット』【映画】『吾郎の新世界』【ドラマ】『IQ246〜華麗なる事件簿〜』(TBS)、『下町ロケット』(TBS)、『私の家政夫ナギサさん』(TBS)『カンパニー』(NHK BSプレミアム)など。6月15日より上演されるミュージカル『マタ・ハリ』に出演予定。

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写真/玉村敬太
文/富永綾花


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