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「ミドリーズ」で大活躍中!山崎莉里那が全力で楽しむ芸能のお仕事

SDGsこどもユニット「ミドリーズ」の一員として現在も大活躍中の山崎莉里那さん。NHK朝ドラ「半分、青い。」の花野(かんちゃん)役、TBS日曜劇場「マイファミリー」の三輪優月役などで、その名前が知られるようになった超人気子役です。
彼女は現在もタレント養成所である「ホリプロ・インプルーブメント・アカデミー」に在籍しており、演技や発声、ダンスのレッスンを今でも受けています。そんな彼女に、芸能のお仕事についてお話を聞きました!

■「ミドリーズ」という仲間と一緒に同じ目標を目指して頑張れるのが楽しい

 NHK EテレのSDGs番組シリーズ「ひろがれ!いろとりどり」に出演する5人組のこどもユニット「ミドリーズ」。YOASOBIが作った「ツバメ」で紅白に出演したことも話題になりましたが、そのメンバーのひとり「りりな」である山崎莉里那さんは、6歳のときに出演したドラマ『半分、青い。』の花野(かんちゃん)役で話題となりました。その後も、『マイファミリー』や『教場II 後編』といったドラマ、CMなどに次々と出演。元気よく「今日はよろしくお願いします!」と取材部屋に入ってきた山崎さんに、まずは「ミドリーズ」の活動について聞きました。
 
――山崎さん、よろしくお願いします。
山崎   よろしくお願いします!
――早速ですが、今、「ミドリーズ」のお仕事は楽しいですか?
山崎   はい!いろいろな場所に行けることと、普段、テレビの歌番組で見ているミュージシャンの人たちに会えるのがすごく嬉しいです。あと、ドラマではひとつの役をひとりでやります。でも「ミドリーズ」では、仲間と一緒に同じ目標を目指して頑張れるのが楽しいです。今ではみんなともすごく仲良くなれました。この前も、「ミドリーズ」のみんなで北海道に行って、お寿司とか美味しいものを食べました。
――「ミドリーズ」に選ばれたとき、嬉しかったですか?
山崎   すっっごく嬉しかったです。去年の七夕の短冊に、「ミドリーズになれますように!」って書いたので、その願いが叶いました。
――YOASOBIさんが作られた「ツバメ」をはじめて聴いたときはどう思いましたか?
山崎   普段、人間の目線で生活しているけれど、ツバメの目線で歌を歌っているのが面白いと思いました。
――SDGsなど、環境問題がテーマにもなっています。この歌を知ってから、普段から心がけが変わりましたか?
山崎   はい。まだ私たちだけで海のゴミ拾いとかは難しいかもしれないけれど、お家でできることにはチャレンジしています。ごみの分別とか、割り箸を使わないで洗える箸を使うとか、そういう身近なところでできることはいっぱいあるんだなと思いました。
――「ツバメ」ではダンスもありますが、覚えるのは大変でしたか?
山崎   小さい頃から、テレビやYouTubeを見ながらお歌やダンスの真似っ子していたので、そんなに大変ではなかったです。リーダーのあつきくんがみんなを引っ張ってくれているから、頼もしいです。
――YOASOBIさんにお会いしたときの印象はどうでしたか?
山崎   おふたりとも、とっても優しかったです! 「ツバメ」の歌を録り終わったときに、みんなを褒めてくれました。

■全部、楽しんでやっているから、レッスンで苦手なものはあまりない

 山崎さんは、ホリプロの事務所兼養成所でもある「ホリプロ・インプルーブメント・アカデミー」のジュニアクラスに在籍。このアカデミーでは、赤ちゃんモデルやジュニアタレントのほか、30歳以上のタレントやシニアタレントの育成も行っています。山崎さんも現在、アカデミーが主宰する様々なレッスンを受講しているそう。そのレッスンについて説明してもらいました。
 
――「ホリプロ・インプルーブメント・アカデミー」のレッスンに通っているそうですが、どういったレッスンがあるのでしょうか?
山崎   授業はぜんぶで5つあります。お歌とダンス、タップ、あとは演技とインプロ(=即興で行う演技のこと)です。お歌は、先生から教えられた課題曲をお家で練習して、授業では発声練習のあと、みんなの前でその歌を披露します。ダンスやタップは、事前に柔軟運動をやってから、音楽に合わせて踊ります。
――演技も習っているんですね。
山崎   はい。演技のレッスンも、お歌と同じように発声練習からはじまって、「覚えてきてね」と言われたシーンのお芝居を披露します。
――インプロというのは?
山崎   インプロは、自分じゃないものになりきって演技をするレッスンです。「ツバメ」みたいに動物になったり、80歳のおばあさんになって歩いたりします。
――なるほど。その中で一番好きな授業、苦手な授業はありますか?
山崎    好きなのはお歌です。やっぱり歌うのが大好きなので。苦手なものはあまりないです。全部、楽しんでやっているから、あんまりそういう気持ちにならないです。
――もともと、苦手なものはあまりないのかな?
山崎   あ、理科の授業で虫を触る授業があるんですけど、虫はすご~く苦手です(笑)!


■永野芽郁さんみたいに、きれいな涙を流せる女優さんになりたい

 『半分、青い。』以降も、数々のドラマやCMに出演している山崎さん。現場でいろいろな俳優さん、女優さんと一緒するのが何よりも楽しいと言います。これから女優として目指していることについても話を聞きました!
 
――今までのお仕事で、一番印象に残っているものはありますか?
山崎   心に残っているのは、ドラマ『半分、青い。』と『マイファミリー』です。『半分、青い。』は、永野芽郁さんと佐藤健さんが、撮影の間に一緒に遊んでくれたのがすごく良い思い出です(笑)。『マイファミリー』は、出演した回で濱田岳さんに誘拐されるシーンがあったんですけど、そのシーンで濱田さんにお姫様だっこをしてもらえました。カットがかかるたびに、濱田さんが「痛くない?」と体を心配してくれて優しかったです。賀来賢人さんも優しくて、合間の時間で「ツバメ」を一緒に歌って踊ってくれました!
――芸能活動をしていて良かったな、ということはありますか?
山崎   ふたつあって、ひとつは「ミドリーズ」での活動のように、いろんな場所に行けること。もうひとつは、テレビで見ている女優さんや俳優さんと共演できることが楽しいです。その楽しいという気持ちをお芝居にも出せたらなと思います。
――憧れる女優さんはいますか?
山崎   永野芽郁さんみたいに、きれいな涙を流せる女優さんになりたいです。あとは綾瀬はるかさんみたいに、アクションやバラエティとか、いろんなことができるような人になりたいと思っています。
――こういう作品に出てみたい、と思うものはありますか?
山崎   NHKの朝ドラの主演をやってみたいです。あとは、声の仕事も。『SPY×FAMILY』とか、アニメも大好きなので。もうひとつ、去年、紅白に出場したときはYOASOBIさんと一緒に出演したのですが、今度は「ミドリーズ」というくくりで出られたら嬉しいです。それまで、「ミドリーズ」で長く活動を続けられたらなと思っています!


【リーズンルッカ’s EYE】山崎莉里那を深く知るためのQ&A

 Q:お仕事以外の時間で、ハマっているものはありますか?


おうちでの遊びだと、最近はルービックキューブやお絵描きにハマっています。女の子の絵とか、あとは「目」をいっぱい描いています。外で遊ぶときは、自転車に乗ることが多くて、たまにお散歩も。友達と遊ぶときは、ドッジボールをしたりすることが多いです。

Q:お仕事以外で、やってみたいことはありますか?


フィギュアスケートをやってみたいです。『半分、青い。』で、(演じた)花野が浅田真央さんに憧れてスケートをはじめるシーンがあって、素敵だなって。だから私も一度、やってみたいです。

<編集後記>

終始ニコニコと明るく、質問にもハキハキと答えてくれた山崎さん。歌もダンスも、芝居も好きだということで、芸能のお仕事をとにかく楽しんでいる姿が印象的でした。北海道を訪ねたばかりだったこともあり、北海道の思い出もいろいろと話してくれましたが、中でも一番の驚きは「全部コーラの自販機があったこと」だそうです。

<マネージャー談>

収録現場では、スタッフのみなさんやミドリーズのお母さん方から「りりなちゃんが」「りりなちゃんが」とお褒めの言葉を良くいただきます。とある収録現場では、りりな自身で画角をチェックしつつ、画角からはみ出るメンバーがいれば、画角内に収まるように誘導したり、後ろにいるメンバーと被っていたら、前にいる自分が屈んだりと、全体のことにも目を配ることが出来るようです。
笑い声も可愛らしく、ランジャタイの国崎さん、ミドリーズのうきょうくんとのコントのようなやりとりをご覧いただき、山崎莉里那のことをもっと知っていただけると嬉しいです。
前編
後編

 <プロフィール>
山崎莉里那(やまざき・りりな)
ホリプロ・インプルーブメント・アカデミー、ジュニアクラスに在籍。NHK SDGsこどもユニット「ミドリーズ」のメンバー「りりな」として活動中。先日は、神宮球場で行われたヤクルト×阪神戦で「ツバメダンス」を披露した。また、個人としてもドラマやCM等、多方面に活躍中。

山崎莉里那の情報も発信中!
ホリプロ・インプルーブメント・アカデミーオフィシャルTwitter

ミドリーズ「ツバメ」と「SDGsのうた」発売中
通常盤(CD+DVD)ESCL5700-1 
価格:3,300円(税込) 


取材・文/森樹
撮影/溝口裕也





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