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【それぞれのバレンタイン ep.1】「チョコを渡して思いを伝えるのはありえないと…」染谷有香、学生時代の“王道じゃない”バレンタインを語る

2月14日は「バレンタインデー」。日本では「女性が男性にチョコレートを贈る日」として定着している。今回、リーズンルッカでは、バレンタイン特別企画として、三人の女性タレントにインタビュー。学生時代から大人にいたるまで、このメモリアルな日にどんな思い出があるか聞いた。
 
最初に登場するのは、最新ヘアヌード写真集『Take me out』も好評な染谷有香。学生時代から、いわゆる"王道”な経験はなかったようで……?

■小学生のときが一番気合が入っていた

「小学生のときですかね。『お菓子を作るのが楽しい!』みたいな時期があって、トリュフとか、カラフルなチョコを振りかけた“映えチョコ”なんかを、友だち同士で交換してましたね。今思えば、小学生のときが一番気合入れてチョコを作っていた気がします。好きな男の子にあげるとかは全然してなくて(笑)」
 
「クラスの中心にいなかった」という中学生時代は、さらにバレンタインという出来事からは遠いところにいたという。
 
「好きな人はいたと思うんですけど、バレンタインにここぞっていう形で、チョコを渡して思いを伝えるのは、もう絶対にありえない感じでしたね。そもそも、休み時間は賑わっているグループから離れて、親友の女の子とよくカーテンの中にくるまってたんですよ(笑)。2人で最近あった面白いことを話したり、自分たちだけの空間に没頭したりしているほうが楽しくて」

■バレンタイン当日に「男子」のほうから…?

高校に入学してからも、「クラスの中心から外れた位置にいる」スタンスは変わらなかったという。
 
「当時、バレンタイン当日に私がフルーツジュース屋さんでアルバイトをしてたんですよ。そしたら、クラスメイトの男の子がお店に来たんですよね。その日、予定も聞かれてたのかな。だから、チョコレートとバナナの"バレンタインスペシャルメニュー”をホイップ多めにして渡してあげました(笑)」
 
逆パターンのように思えるが、海外では「男性が女性に思いを伝える」ことがいわば常識になっている。
 
「なので、その高校時代のことをきっかけに、『どっちからでも伝えてもいいんだ』って思うようになりました。海外では、男性が女性に花束なんかをあげるみたいですね。大人になってからは、まず仕事先の人が思い浮かんで、正直義務になっていたときがあったんですけど、去年ぐらいからは、大切な人や、バレンタインと聞いて顔がぱっと浮かんだ方にだけ用意するようにしています」

■印象に残っている「チョコビキニ」


19歳からはじめた芸能活動も、はや十数年。その中で、バレンタインにまつわるエピソードも生まれている。
 
「最初の頃、よくイメージDVDを発売させていただいていたんですね。そのイベントごとに、季節に応じてコスプレしていたんですが、2月のイベント時は、友人のグラビアアイドルにチョコレートをイメージしたビキニを作ってもらって、『チョコレート(私)のプレゼントです♡』みたいな感じでやったことがあって。そのときすごくファンの方が喜んでくれていたのは印象に残っています」
 
義理チョコさえもらえない……そんな寂しい思いをしている人に彼女からエールがある。
 
「全然気にしなくていいですよ!『もらえなかったから選ばれなかった』っていう考えはしないでほしいです。むしろ、高校時代のときにバイト先に来てくれた彼みたいに、自分から気になる人にプレゼントするのも良いんじゃないですかね」

【リーズンルッカ’s EYE】染谷有香を深く知るためのQ&A

Q. 染谷さんの最近の「ハマりモノ」は?

A.プロジェクターを買ったんですよ。それがもう最高で。元々映画を見るのが大好きなんですけど、『プロジェクターで見る』っていう贅沢を覚えてしまってからは、映像作品はなんでもプロジェクターで見てます。部屋を暗くして、キャンドルに3〜4本火をつけて、"なんちゃってムード”を作っています。朝でも昼でも見たいから、遮光カーテンもわざわざ買ったぐらいです。元々そんなにアウトドアじゃなかったけど、いよいよ一歩も出なくなって、ちょっとやばいなとも思っています(笑)」

<編集後記>

インタビューをする際、主に出演作や発売する本などの宣伝を兼ねてが主だったりするが、今回は「バレンタイン」に特化(あと二名の方が出る)。染谷さんも新鮮だったと思うが、誰しもが何かしらエピソードがあるもので、意外(?)にも傍観者としてのバレンタインを過ごしていたようだ。チョコを渡して告白する…というテンプレート的な流れにも、やや冷めた目線を持っていたが、「一度は経験してみたかったかも」と言っていたのはココだけの話。

<マネージャー談>

とにかく仕事に対して真面目で真剣な方で、プライベートからインプットを欠かしません。
舞台、映画、音楽、小説、スポーツまで我々も負けていられないくらいにエンタメを見て、自身の表現に活かされているのを感じます。
グラビアのかっこよくセクシーな写真とはギャップのある、ふんわりとした口調も魅力ですね!
AuDee「まどろみの愛づち」で存分にその感じを味わえると思うので、ぜひ一度聴いて頂けたらと。

<撮影の様子はこちら!>

【プロフィール】
染谷有香(そめやゆか)
1992年1月17日生まれ、千葉県出身。圧倒的なスタイルを武器に「リアル峰不二子」「霊長類最強グラドル」と呼ばれる唯一無二のグラビアモデル。Netflix「サンクチュアリ-聖域-」に出演するなど女優としても活躍。第3弾となるヘアヌード写真集「Take me out」(講談社)が好評発売中。
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取材・文/東田俊介
写真/溝口裕也
 

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