【それぞれのバレンタイン ep.2】「私ずっと恋愛体質なんです」白戸ゆめの、好きな人の“要望”に応えてきたバレンタインエピソード
2月14日は「バレンタインデー」。日本では「女性が男性にチョコレートを贈る日」として定着している。今回、リーズンルッカでは、バレンタイン特別企画として、三人の女性タレントにインタビュー。学生時代から大人にいたるまで、このメモリアルな日にどんな思い出があるか聞いた。
二人目は、元KSB瀬戸内海放送アナウンサーで、現在はフリーアナウンサーの白戸ゆめの。「週刊ヤングジャンプ」などでグラビアも披露している。前回の染谷有香インタビューとは異なり、バレンタインにはしっかり力を入れるタイプのようで…?
■小学生好きだった男の子からホワイトデーに「手紙」
「ドラマを見るのが好きだったので、ストーリーに出てくるような恋にずっと憧れて生きてきたんです。28歳になった今もまだ夢見てるんですけど(笑)。だから……っていうわけではないですけど、好きな子には本命チョコ、友だちには友チョコと、分けて意思表示をするタイプでした」
そうした本人の考えもあってか、これまでのバレンタインではエピソードに事欠かない。
「小学4年生から6年生まで、ずっと好きだった子がいたんですね。そのとき豆腐で作るチョコレートケーキが流行っていて、親と一緒に、ハートのめちゃめちゃ大きいケーキを作っちゃったんですよ。でも、小学生じゃないですか。そんなものが渡されたものだから、みんなにバレちゃって、恥ずかしくって『いや、これ友チョコだから!』って否定しちゃって、すごくあとで後悔しましたね」
だが、ホワイトデー当日に嬉しい出来事が待っていた。
「その子は結構モテる子で、私含めて3人ぐらいがあげたんですね。ホワイトデーには、みんなに同じチョコを返して、ちょっと悲しい気持ちになっていたんですけど、図工の授業のときに『三学期もよろしく』ってちっちゃい手紙をもらって…優越感でいっぱいでした。実は、その手紙は未だに持ってます(笑)」
結局その彼には在学中告白できなかったのが……のちに展開が待っていた。
「10回ぐらい手紙を書いたんですけど、結局1回も渡せなくて、ずっと思いは伝えられないまま卒業しちゃったんですけど、高校生のときに『あのとき実は好きだった』って話を聞いて、6年越しぐらいに当時両思いだったことがわかったんです!人生で一番ピュアなエピソードかもしれない」
■あげたものに対してはフィードバックが欲しい
その後、中学、高校と“彼氏がいるバレンタインデー”も増えていく。
「彼が好きなものとかを作りたいタイプなので、要望されたチョコとか作ってました。大学生の時、野球部の方と付き合ってたんですが、ユニフォームやボールがデザインされたアイシングクッキーを作りましたね。片思いの場合でも、好きな人が言った言葉を覚えていて、ブルーベリーチーズケーキとか、好みのスイーツを作ったりして」
冒頭で「ドラマみたいな恋がしたい」と言っていたように、好きになったら一途に思い続けるタイプというわけだ。
「自分が好きになっちゃったら、友だちとか、お母さんにまで『〇〇君が好きなんだ』って言っちゃうんですよね。今日はどこどこがカッコよかったとか、こんなことがあったとか…『マインドナンバー』って知ってますか?自分の生年月日で性格やタイプを調べるものなんですけど、私は7の『ラバー』っていうやつで、恋愛体質ナンバーワン(笑)」
「女の子は愛される方が幸せとかって言いますけど、私はまだ自分が追いかけていたいです」と、今後も変わらない恋愛観で突き進んでいくようだ。最後に、女性がバレンタインのお返しとして、もらって嬉しいプレゼントを聞いた。
「手紙が私は一番嬉しいですね。思いがこもっているので。でも、お返しは最悪なくてもいいんです。あげたものを満面の笑みで『ありがとう』とか『美味しかった』って言って食べてくれたら、もうそれだけで満たされます。嬉しそうに写真とか撮ってくれたらなお嬉しいですけど。手作りのものは、見栄えも味もすごく意識して作るので、すぐに食べられちゃうと、『ちょっと待って!もうちょっと感想を言ってよ』ってなるので気をつけてください(笑)」
【リーズンルッカ’s EYE】白戸ゆめのを深く知るためのQ&A
Q. 白戸さんが最近ハマっていることは?
A.スマホゲームアプリの『なめこ栽培キット』と『ツムツム』!本当今さらって感じなんですけど(笑)。これにはきっかけがあって、“なめこ”のほうは、きのこ鍋を食べに行ったときに、『そういえばなめこ栽培キット』ってあったよなっていう話からダウンロードして、見事にハマりました。あと『ツムツム』は、年末年始に実家の親戚の集まりに行ったときに、甥っ子から、一緒にゲームをしたいって言われて、最初は『なめこを一緒にやろうよ』って言ったのに拒否されて(笑)、『ツムツム』を受け入れてもらった感じです。私自身、5年ぶりに再開したんですけど、最初は全然できなくて、それで火がつきました。今はもう暇さえあればツムツムしてます」
<編集後記>
アナウンサーということもあってか、一(いち)聞いたことに対して、十(じゅう)エピソードを返してくれる白戸さん(多少書けなかったこともあったことを、ここに記しておく)。臨場感を持って話してくれることもあり、あっという間の時間だった。グラビアで知った方は喋りの白戸さんにもぜひ注目を。
<マネージャー談>
スポーツが大好きな白戸ゆめの。FM NACK5にて毎週土曜日に3時間スポーツの番組を担当していますが、最近は食べ物の話ばかり。食べる事も大好きですが、グラビア等の撮影がある際は1ヵ月程身体作りを徹底するほどストイックな面もあります。
<撮影の様子はこちら!>
取材・文/東田俊介
写真/溝口裕也
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