最先端というよりも最善線で「動く」ことを求めて。トライトライ病。
「金城さんは最先端がしたいの?」
と聞かれ、うーんとなった。
私のいう最先端とは最善線のことかもしれない。常に「良くありたい」を求めてしまい、より良い結果を求めてしまう。
いけないことだろうか?
今ある、今考えることができる一番ベストなことをやりたい。
そしてまた逆にそれ以外は、あんまり興味がない。ベストな方法が見えているのに、そうじゃない方法をやっている時間はないのよ、と思ってしまう。ベターじゃ、物足りない。それを「古い」と感じてしまう。
富士山と日本で二番目に高い山。どっちかに登るなら、やっぱり富士山にトライしてみたい。
正解はわからない。
私が思っている最先端が最善線でないかもしれない。もちろんそれもわかっているけど、トライせずにはいられない。試したいのに、わざわざ良い結果が出るとわかっているもの(現状のベスト。私の中でにベター)にトライをしてる時間はない、そこにわざわざ私が戻ることはできない、なんて、生意気にも思ってしまう。イヤイヤやると効率も悪いし、とてももどかしく思ってしまう。「その次に行けるのにっ」と感じてしまう。
トライトライ病かな。
問題がひとつに収まってることはそうそうなくって。色々な他の問題と絡み合っている。ひとつひとつには気づけていても、俯瞰的には気づけていないことも多い。「専門職」の限界かもしれない。自分と全く違う、を体験することと同時に、その中に「私」の部分を見つけることも大事。私はそれを見つけることが得意な方かもしれないな、と思う今日この頃。
ひとりじゃなく、みんなでなら、その感覚が増えるから、気づくこと、できることも多いかもしれない。
苦手から逃げるだけでなく、少し巻き込む、巻き込まれるもやっていこう。それをしなきゃダメな気もする。ちょっとはベターなことにもトライトライ。3歩進んで2歩下がったところから、見えるものがあるかもしれない。
そんな気持ちも持ちつつ。
熱しやすくハマりやすく、見切りやすい。
自分を少し、変えていきたいような?
そのままでもいいんじゃないかなと思うような?
会社を経営するということと
人を雇用するということ
それさえも既存のカタチは、もうずいぶん古い悩みのような感じもしているけれど。
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