これからは、撮りたい写真を撮りたいように撮る

ふと、

私はなんでカメラが好きなのか。

考えてみた。

写真は難しい。

難しいことを抜きにして

カメラのフォルムが好きだったりする。

「カメラ自体のかっこよさ」が好きだし

カメラを持っているという自分が好き。

小学生のころは

カメラを持っているのなんて

自分くらいだったし

現像代にもお金がかかって

たくさん撮って、

一枚一枚見て

でも、写真というより

フィルムが好きで

なんかあの、現像している感じ

暗闇で白い手袋して

ちょっと赤かったりして

セクシーで

実際はめんどくさがりやなので

処理や準備や片付けや、、、と

そんなのが無理なんだけれども

「カメラが好き」ということになっていて

高校の頃にデジカメが出て

なんと、4枚とか8枚とかしか撮れなかったけど

見て消せる、っていうのが良くって。

今では考えられないような

枚数ができたり、フォトショで加工したり

ネットも昔は1０分３００円くらいしたような？

でっかいマッキントッシュでスケルトンで

友人の家にあったのがうらやましくって。

私はカメラが好きなのか？

でも、とんでもめんどくさがりで

お金をいただくようになったり

依頼を受けるようになってからは

自分に自信がない分野も撮ったりして

時間も急ぎなので、

というか、自分に時間がなさすぎなので

満足がいくようにも撮れないし

加工もできないし

向き合えないし

写真を職業にしては

いけない分類の人間なのかもしれない。

撮りたい写真以外は撮りたくないし

それでこびも売りたくない。

撮りたいから、撮る。

良い、と思うから公開したり、渡したりする。

これからは、そうしていこうと思います。

撮ることに無理をしない。

撮りたいものを撮りたいから、撮る。

（そういうつもりで撮ってきているものも
　多かったんだけど・・・）

カメラや撮ることを

キライになりたくないから。

ということで

写真業を、一旦〆ます。

撮りたくなったら、撮り始めます。

すべてを正直に、生きたい。

私が私であるために。