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Fリーグの解説の人も今シーズン終了しました

こんにちは!お久しぶりです。
コロナ禍でスタートし、色んなことがありましたが、無事に?今シーズンの全スケジュールを終えれそうです。

まぁ、まだゴタゴタはありそうですが、ここでは触れないでおきますね笑

去年の3月にFリーグから引退し、初めて選手ではない 1年間を過ごしました。

解説の人、Fリーグ大学の教授、フットサル委員の人、ワイン売ってる人…

つくづくイメージってある意味怖いなって思いました。

今までは横江選手やレオ選手として呼ばれてきたところから、選手ではないキャラクターのイメージの定着は解説をやることでかなり早かったと思います。
というより、最近出会った人に関しては完全に解説の人として認識されていて13年Fリーグでプレーしてたことなど知られてもいないことが多かったです。
完全に複雑な思いです笑

有り難いことにABEMA様で今シーズンのFリーグは全試合生放送していただけました。
シーズンスタートしてからはしばらく無観客試合で、全試合生放送はFリーグにとっても初めてのことだったのでABEMAを通してたまたまフットサルを知った、初めてFリーグを観た方は多かったと思います。
なので今シーズンから見始めた人からしたら自分は完全に解説の人ですよね。

解説をするなんて思ってもいなかったし、オファーをいただいたときは自分にできるのか!?という不安しかなかったです。
でも解説をできるのも一握りの世界と背中を押され、チャレンジしてみることになりました。

ほんとに自分にとっては初めてのことばかりだったので緊張するわ、噛むわ、言葉は詰まるわで…
かなり苦労しましたが、頼もしい実況や優しいスタッフに囲まれてすごくやり甲斐を感じながら過ごすことができました。

こうやって生まれたレオ予言!?

初めてのことですし、慣れてないことなので情報を入れていく作業にすごく時間を使いました。選手の名前を覚えていくのはもちろんですが、難しかったのは同じ漢字でも濁点がつくつかないなどの名前を間違えに気を使いました。

幸いにも身近にサッカーの解説者の方がいたので直接アドバイスを受けることもできたのも大きかったですが、皆さんに言われたのが…

レオらしさを出すことじゃない!?

いや!それが難しいんじゃ!!
自分らしさってなんだよ!!
とは思いましたが、そこまで難しく深く考えることはなかったですね。

毎週毎週、各チームの監督やコーチ、そして選手に連絡を取り、どういうチームカラーでどのようなフットサルをしていくのか、スカウティングのこと、選手の特徴、趣味、小ネタなど…
最終的にはすごい量の情報となりました。
これは本当に親切に丁寧に色んなお話を聞かせてくれた皆さんのおかげです。本当にこの場を借りてお礼を言いたいです!ありがとうございました!

そして自分が該当しない試合もなるべく観るようにしました。132試合中、解説した試合も含めたら100試合くらい観たと思います。
間違いなく、選手時代でもこんなに試合を観たことないですし、スカウティングのために相手チームの試合を観るみたいなこともあまりやってこなかったです。

そんな中…
点を取る選手を当てる
得点が生まれそうタイミングを当てる

レオ予言!
なんて言われましたが…
この秘密は…秘密なんてものでもないですが、その週の調子の良い選手を聞いていたからってだけです。
普段の練習がやはり試合の結果に結びつくことは良くあることですし、自分の目で見てもコンディションが上がってきている選手を注目選手にあげていました。
あとはチーム同士の相性や個人のとこの相性、そしてなんとなくのイメージ…そういう部分を総合的に考えてみたときの予想を外れてもいい!くらいの気持ちで話してみたら割と当たったというだけでした笑
もちろん外れたことなんてたくさんありましたが、当てたインパクトだけが勝手に残ってくれただけです。
試合を見ながら皆さんがコメントを書いたことでその言葉が視覚的にも残り、勝手にイメージとして残りましたね。
皆さんにキャラ設定をしていただきました笑

Fリーグ大学は難しかった…

ハーフタイムコンテンツとなった
『Fリーグ大学』
これは本当に本気で取り組まさせていただきました。
自分が担当したのは戦術的なテーマが多かったので、間違ったことは伝えられないと思い、指導者ライセンスのインストラクターにも確認を取ったりして自分の知識とのギャップの擦り合わせは必ず行いました。
そして約5分間の生放送という中でどうやったらわかりやすく自分の言葉で伝えることができるのか!?ここに書くこともそうですが、気を使うのは言語化していく作業です。

カンペに出てくる残り3分…2分…1分…30秒のカウントダウンの皆さんには見えていないプレッシャーに負け、言いたいことあったのに忘れてしまったり、尺に収まらなくてそのあとに補足したりと…
全然上手くいかなかったですね。

裏話をすると…
担当する試合のハーフタイムに何をするのかは前日の夜に知らされたり、当日!ということもありました。
各ホームゲームチームのハーフタイムコンテンツに何も行うことがないときにFリーグ大学になるのですが…
詳しくはわからないのではっきりとは言えませんが、自分はここにビジネス的なチャンスがあると思っています。
各チーム、スポンサーを獲得するためのヒントがあるのではないかと思ってます。

話がそれましたが、Fリーグ大学は自分の中での手応えとは違って、わかりやすい!という皆さんのお言葉に救われ、支えられて、だからこそもっと良いものを提供しようという本気で向き合えたコンテンツでもありました。
与えられたものではありましたが、本当にやり甲斐を感じ楽しみながらやることができました。自分の成長にも繋がりましたし、本気で取り組んで良かったなとも思います。

Fリーグどうだったのかな!?

こうやって全試合を生放送していただき、最後には中村憲剛さんにゲストで来ていただき、色んな取り組みをしていただいたわけですが…

シーズン通して観ていただいた方にはどう見えたのかな!?

ここまで来ると…
試合が面白いのかどうかは正直マヒしています。もちろんスコアが離れて大味な試合もありますし、全くスコアが動かない試合もあるので、中にはあまり盛り上がらない試合もあります。

初めて観ていただいた方には、中村憲剛さんもそうですが、面白かった!と言っていただけることは多いのかな!?とは感じています。

ただ、この方達がリピーターとなっているのかどうかで考えたらあまりそこには繋がってないのかなと思います。
あくまでも肌感覚的なところではありますが。

もう一度観てもらう!
もう一度、会場に来てもらう!
ここが1番難しいとこですが…

今はチームにサポーターはもちろんいますが、個人にサポーターがつく時代です。
人は人についてきます。
もちろんチームあっての選手なのですが、誰をどのようにプロモーションするか、アンテナを張るのと同様に選手側も上手く利用してもらえるような施策や環境を整えていくことや選手を良い意味で利用していくことが大事なのかなと思います。

コロナ禍で難しいとは思いますが、チームのホームにも色が必要で決して試合を観に来ることがメインでなくても良いという考えが必要だと思っています。もちろんそこには労力や人も、そして経済的にも厳しいこともあると思いますが、だからといって現状で良いわけではないので考えないといけないですね。
だってヒントなんてたくさんあるはずなので。

シーズン通して解説をし、自分らしさを出せたかどうかはわかりません。言いたいことも言えなかったことももちろんあります。

でも選手目線のところではっきり言えるところは言わせていただきました。
もちろん、それはチームにも選手にも、そしてレフェリーにもリスペクトがあるという前提で!

中には解説を聞いていて、話したこともない若い選手からアドバイス下さい!と連絡くれた選手もいましたし、試合の情報の取材みたいなのも含めると今シーズンは初めて話した選手って沢山いました。
そういう意味でも自分の中でも魅力ある選手は増えましたし、応援したいなと思える選手も増えました。そういった選手達の魅力を少しでも伝えようと、フットサルの魅力を伝えようと努力はしてきましたが、まだまだ力が足りません。

来季のことはまだ未確定のことが多いので何も言えませんが、どんな形であれ、そこで自分のできることはしていこうとは思います。

皆さんと同様に思うこともあります。
やらなきゃいけないことなんてたくさんあります。しかし、Fリーグに携わった以上はやるかやらないかではなく、やるかやるか!しかないです。できないなら潔く諦めます。

でも選手ではない初めてのシーズン、難しいこともたくさんありましたが、今シーズンも多くの方に支えられたこと、本当に感謝しております。
ありがとうございました。
以上、解説の人からでした。

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