見出し画像

土曜日の短歌−三首

こんにちは。小川葵です。
いつもの140文字の詩とは少し趣きを変えまして、短歌を作ってみました。

土曜日の短歌−三首

ふたりして思い思いに過ごす午後
溶けたアイス シナモンの瓶


身と心どちらにもあり
乾くたびハンドクリームがつぶれていくの


流行りとはときを空けて見た映画
賞味期限はやぶれておらず

ここまで読んでいただけただけで、もう本当にありがたいことなのですが、もうちょっとお付き合いくださる方は、次のトピックも読んでいただければと。

短歌への憧れ

短歌をやってみたいという思いはずっと前からありまして。憧れに思ってました。もっというと、俳句にも同じような憧れを抱いていたのです。

なぜなら、どちらも定型があり、そして、「世界で一番短い詩」というなんとも心をくすぐられる詩の形です。(詩を書いている人なら分かっていただけるのではないかと思います。)

詩人はいつも言葉を探しています。その場に適した言葉、そのときにしっくりくる言葉、相手が欲している言葉、…だって目の前で繰り広げられる多くのことに対して、言葉はあまりに足りないから。

あ、話が大きくなりすぎました。すみません。

わたしが短歌に抱く憧れを、ここでは書ききれないので、また後日、別の記事で書くことにします。

鑑賞と練習

数年前、短歌をやりたいとノートに書いてみたのですが、全然出来ませんでした。今だって出来ているのかあやしいですが……その時よりははるかにましになりました。

色んな人の歌集を読みました。短歌の月刊誌(これ、正式な名称って何ていうんだろう。すみません。分からないので先に進みます。)を定期購読したりもしました。

やっとやっとでここまで来ましたよ。

誰かに読んでほしいなぁってところまで来ましたよ。長かった…、、。

まだまだ成長していくので、どうか読んでやってください。

最後に

実は、詩から少し離れようかなと思っていたのです。なんか惰性で書いているような気分が拭えなかったからです。なんというか、楽しくなかった。書いているわたしが楽しくないんだから、読んでくれている人はさらに楽しくないはず。言葉が好きなことには変わりはないので、ここらで一旦小休止をとろうと思っていました。

でも、今日、こうやって短歌を書いてみて、新しい言葉の命を感じられたので、やっぱり書こう!ってのが、今の気持ちです。

これからも、どうぞよろしくお願いいたします。言葉って、やっぱり楽しいものですね。