たくさんの人が生きていた、と感じた瞬間。
先日、私の憧れあいみょんのライブに行きました!
(以下、一曲だけネタバレがあります🙏)
9ヶ月ぶりのあいみょん。
ライブは相変わらず、声が出せない状況で。
でも、前回よりも確実に、心に音楽が入ってきた。コロナと共に人としての生活を楽しむ余裕がうまれたのだと思う。
セットリストも手をあげたくなる曲が前回よりも増えていて、声が出ていないギリギリのライン(心の中)で叫んだ。
合唱するということ
いつも「君はロックを聴かない」という曲では、最後のサビをあいみょんではなくお客さんが大合唱する。
あの大きなホールが揺れるほどの大きな声で、そこにいる全員が歌う。
震えるし感動する。
とにかく気持ちがいい。
みんなおんなじ音、おんなじ気持ちで重なり合う。
最高という言葉の意味を感じる。
ただ、今回のライブは誰も歌わない。
というか歌えない。
歌いたい。
でも、歌えない。
そんな気持ちが、なんとなく会場にいる人から感じた。
このコロナ時代を生きていると、家族と会社の人や周りの人しか人脈を感じられない。
どこに人がいるのかわからないくらい、集団で人を見なくなった。
でもこの瞬間、たくさんの人が同じ時代を生きている。生きているんだと感じた。
私だけじゃない、みんな生きてる。
生きていた。
そのことがたまらなく嬉しかった。
いつかまたみんなで歌いましょうね。
私も参加します。
たのしみにしています。
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