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物書きを趣味として生きる一般人になる

おはようございます。
まさです。

細々とどうでもいいことを書き連ねている僕のnoteですが、嬉しいことに色んな方に見ていただいているようです。
「いいね」が来るたびに少し喜んでます。
読んでるか読んでないかはさておいても、一応誰かに認知されるようなものには出来ているのだなと前向きに捉えています。

こうやって文章を書いているのはもちろん趣味の一環でございます。
思ったことや考えたこと、伝えたいことを文章として残しておきたいと思ったので始めたものでしたが、やってみれば楽しいもので、なんだかんだ続いています。

小学4,5年生くらいの国語の時間に「絵から物語を想像しよう」という授業で長い文章を書いたのがきっかけでした。
かなり曖昧なのですが、見開きで何枚かの写真が並んでおり、その中から1枚ないし数枚を基にした物語を書くという授業でした。

僕が当時選んだのは「何もない草原に生える一本の大きな木」の写真だったと思います。
とにかく物語の主軸は大きな木でした。

僕は真っ先に「大きな木の下に家を持つ家族」を思いつき、そこから「少年の生涯」を書こうと思いつきました。
しっかり起承転結をまとめて執筆にとりかかりました。

クラスメイトが400字詰めの原稿用紙をようやく1枚埋めていたのに対して、僕は7~8枚(約3000字)を堂々と使って大作を書き上げました。
ちなみに授業中に書き終わらなくて居残りまでしました。
内容が決まらずに書き始められずに残っている人に紛れて必死にカリカリ書いていた当時の自分は、何とも言えない優越感に浸っていました。

これをきっかけに「物語を書くのって楽しいな」って思えるようになりました。書き上げた達成感と、世界を一つ作ることができる楽しさに触れたのです。
それから家にあったWindows2000のパソコンを立ち上げて、元々入っていたWordに自分だけの物語を書くことが趣味になりました。
物書きとして「創作活動」を開始したわけです。

しかし当時実家にインターネットなんてハイカラなものは通っていなかったのでその作品たちは誰にも公開されておらず、パソコンが起動不能になったのでデータも取り出せないため永遠に封じ込められました。
当時の記憶を頼りに登場人物の設定を書き起こしたこともありましたが、なかなか書く気になれず放置されています。
オチまでプロットを書いて未完の話がいくつかあるので、いつか完成させてみたいですね。

話が逸れました。
それから高校生になっても創作活動は続きました。

物語を書く傍ら、歌を投稿できるアプリ「nana」を高校2年生ごろから始めました。
1分半で歌を投稿できるSNSです。
歌うのが好きだったこともあり、アプリの手軽さも相俟って活動を開始しました。
最初は歌の投稿を中心に活動していたのですが、フォロワーが増えて活動も盛んになった頃「声劇」というジャンルを知すことになります。

「声劇」は文字の通り声だけでするお芝居です。
誰かが台本を書いて投稿し、それを誰かが読み上げるものになります。
BGMは投稿されている音源から雰囲気に合ったものを選定できます。
中には劇専用にBGMを作っていた猛者もいたとか。

僕は即座に声劇用の台本を書き始めました。
1分半という制約があるため文字の足し引きが難しく製作は難航しました。
「てにをは」や語尾の一文字ですら悩めましく考えていました。
雰囲気にあったBGMの選択もなかなか骨が折れました。

しかしそれが楽しかったのです。
初めて自分の台本を読んでくれた声劇を聞いた時は鳥肌が立ちました。
自分の作品に人の手が加わる経験はあまりなかったため、新鮮な気持ちで「次も書くぞ」とやる気がみなぎっていました。
フォロワー用にあてがきした書き下ろしもあります。
一定の制約の中で物語を考えるのも悪くないなと思い、物語の執筆にも生かされることになりました。

それからしばらく物書きからは離れてしまいました。
SNSという便利なアウトプットツールがある以上、ブログを始めたりまたnanaで活動したりといったことは憚られたのです。

加えて、始めるにしても方向性を決めなければいけないよなと考えておりました。
投稿に統一性があったほうがいいだろうと思っていたからです。
日記なようなものにするのか、創作物を載せるのか、など悩み悩んでいると、いつの間にか始めるタイミングを見失ってしまいました。

それから社会人になり、「ショートショート」というジャンルがあることを知りました。
とにかく短い文章で話を簡潔させる、短編や掌編よりも短くて構わないフォーマットです。
その話だけで完結する内容となるため、どれだけ突飛な設定を盛り込んでも基本的にはその話限りにできます。

「それなら書けるかも...…」と思い立ち、実際に書きました。
それが先日投稿した「にゃあ」になります。

この作品をとあるプラットフォームに投稿してから創作意欲が湧き立ち、思いついては書いて投稿してという日々になりました。
文章を書くことに対するハードルも下がっていきました。

そして昨年2023年の秋ごろ、ずっと始めようと思っていたnoteを始めました。
始めたきっかけは別で言っているので割愛いたします。

このnoteはポートフォリオとして提出するために続けているわけでも、お金稼ぎの一環でやっているわけではありません。今のところは。
自分で自分のことを回顧するためのものになります。

僕は移り気な性格なのでその時にハマったものや思ったことがすぐに変わってしまうんです。
だから「自分が昔好きだったものなんだろうな」って振り返るための証拠と、「どれだけ気分が変わったんだ」と自分で自分にびっくりするための記録のためです。

なので「趣味としての物書き」なのです。
文章を書くのが好きな自分が、自分を知るために続けているだけです。
文豪になろうとかライターになろうとか、そんな気は毛頭ないです。
文章でご飯食えたらいいとは思いますが、僕は言葉のバランスが悪いので大衆に向かないと思います。

なので投稿に対して義務感が生まれたらおしまいにする予定です。
noteのサービス終了が先であればどこかに移りましょう。
今はとにかく自分のための文章を書き続けたいのです。

無いとは思いますが「こういう文章書いてください!」とかあれば受けますよ。
人のために文章を書くのは好きですので。
そこに義務感とかは感じないです。
傍から見ればとんだダブルスタンダードですね。

なのでこれからも趣味で続いていくnoteにお付き合いいただけると幸いです。

以上、物書きを趣味にして生きる一般人ことまさでした。
それでは。

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