見出し画像

📕数検1級の出題範囲をチェック

2023/09/17、日曜日。
数学検定1級に向けて取り組んでいます。

ヘッダー画像はDream by Wombo(Style:Surreal)で制作しました。

先週の学習記録。

ここまでのノートはマガジンにまとめています。


はじめに

春先から数学検定1級に向けての学習を始めて、ここまで線形代数・微分積分の二大分野をまずは一周しました。ちょっと一息ついた気持ちなので、改めて数学検定1級の出題範囲についてチェックしてみることにしました。

数検1級の出題範囲をチェック

こちらが公益社団法人日本数学検定協会の数検1級のページです。

まずは、試験の形式についてざっと整理しておきましょう。

試験形式は準1級までと同様、1次試験(計算技能検定)と2次試験(数理技能検定)に分かれています。1次試験は答えだけを解答し、2次試験は過程も記述する形式です。それぞれ、以下のような出題数・時間配分と合格基準となっています。

1次(計算技能検定)
・出題数:7問
・検定時間:60分(1問あたり約8.5分)
・合格基準:70%程度(5問/7問の正解率が必要)

2次(数理技能検定)
・出題数:2題必須+5題から2題選択
・検定時間:120分(1問あたり約30分)
・合格基準:60%程度(2.5問/4問の正解率が必要)

公式ページより抜粋してまとめた

1級に関しては準1級までと異なり、2次試験よりも1次試験のほうが合格率が低い傾向にあるそうです。計算量がえげつなく、時間内に解き切るのが難しいだとか。

次に、出題範囲について見ていきます。

目安となる学年は「大学程度・一般」とのことです。具体的な範囲を(かなり恣意的に)まとめるとこんな感じになりそうです。

【三大分野】
微分積分:微分法、積分法、多変数関数(偏微分・重積分)
線形代数:線形方程式、行列、行列式、線形変換、線形空間、計量線形空間、曲線と曲面、線形計画法、二次形式、固有値
確率統計:確率、確率分布、回帰分析、相関係数

【その他の学習分野】
初等代数:多項式、代数方程式、初等整数論
微分方程式:基本的な微分方程式
複素関数:基本的な複素解析

公式ページより抜粋してまとめた

これらの各分野についての僕の具体的な学習の方針について、次週以降に考えていきたいと思います。

数検1級対策の参考記事

出題範囲や試験対策について、先人たちの体験談を大いに参考にさせていただいています。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?