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📕統計学を学ぶ目的と学習方針について整理しました

おはようございます、 紅崎玲央です。

趣味で数検1級の学習、統計学の学習に取り組んでいます。

12月に入ってから、統計学の学習をしています。いまは確率分布について学習していますが、まだまだ勘所がつかめずにいます。なかなか学習方針も定まらず、集中できずにきてしまっていますね。

ここ1週間の学習記録はこちら。

ヘッダー画像はDream by Womboで制作しています。
Style:Dreamland v3


はじめに

冒頭でも述べたように、統計学の学習のやり方がなかなか掴めずにいます。

今回の記事では、僕が統計学を学ぶ目的と具体的な方針、また現時点でのスケジュール感について整理しておきたいと思います。

学習のきっかけや教科書にしている書籍について、こちらのノートでまとめています。

統計学を学ぶ目的

僕は2年前くらいから、機械学習やデータ分析の文脈で必ず出てくる統計学をいつかちゃんと学んでみたい、と思うことが度々ありました。

そしてその度にビジネス向けの統計の書籍を読んでは途中で挫折して…ということを繰り返していました。

どうも僕にとって、統計学は学習のとっかかりが掴みづらかったんです。学生時代に学んでこなかった分野でもありますし、他の数学分野と違って実用に近い位置にあり、純粋な数学的理解とのギャップをうっすらと感じていました。

今回改めて統計学を学ぶにあたり、挫折しないために学ぶ目的をしっかり言語化してみると、次の3つがあるのかなと思いました。

1. 社会人の教養としての統計学
2. 大学講義のアシスタント仕事のための統計学
3. 数学検定1級のための統計学

それぞれ、具体的にしておきます。

社会人の教養としての統計学

統計学のスキルは、社会人の教養として非常に役立ちます。数字やデータを元に判断して仕事や日常生活に生かす、そのための知識や考え方を学びたいです。

もう一歩先に進むと、統計の視点を身につけることで今とは違う世界が見えるようになる…そのくらい統計学は強力な学問だと思うんです。日常への捉え方、普段の取り組み方がどのように変わるのか、その視点に立って見てみたいなって思っています。

授業のアシスタント仕事のための統計学

これは一番現実的な理由ですね。いろいろなご縁があって、統計学の授業のアシスタント仕事のお話をいただいています。このために統計知識をある程度説明できるようにしたいと思っています。

僕の数学のレベルというよりも、なかなか数学経験者が周りに少ない環境なので、僕の本業の仕事のジャンルとも重なったことで興味を持っていただけました。

まだ正式のお話ではないのでこれを実現できるように、大学教養レベルの統計学の基礎を人に説明できるような学び方をしたいと思います。

数学検定1級のための統計学

最後に、数学検定1級の統計の問題を解けるようにしたいです。これは上2つの実利的な目的と比べると、趣味に近いのかなと思います。

「資格のための勉強」は目的と手段が入れ替わりがち、というのを認識しています。これは常に気をつけなきゃいけません。

でも、問題を解いて点を取れると嬉しいですよね。モチベーションにも繋がるので、楽しみながらやりたいと思います。

使用する教材と学習方針

これらを目的として、学ぶ教材と学び方について整理しておきます。

授業と教科書(赤本)をベースにした学習

まず学習内容については、今受けている授業と教科書をベースに、高校〜大学教養レベルの統計学の知識を身につけたいです。

教科書はこちら。通称、赤本。数式の理解というよりも 、現実との関連性や具体的な手法のやり方について、整理して説明できるようになること、を優先したいです。

補助的に使うために、最近の高校の数学の教科書も中古で手に入れました。今の学習指導要領では、次の範囲が教科書に書かれています。

  • 数学I:記述統計(データの分析)

  • 数学A:場合の数と確率

  • 数学B:確率分布、推測統計

記述統計、確率分布、推測統計は僕が現役時代には入っていなかったです。時代を感じますね。

理解の補助のための問題演習

次に問題集です。理解を確かめるために、やはり手を動かしながら取り組める教材が欲しいです。

高校IAレベルの確率・記述統計を復習するために、こちらを徐々に進めています。実は数学検定準1級の学習の際に揃えたものの、全く使っていませんでした。

この先の確率分布や推測統計を学ぶための問題集は、色々見てみたところ、マセマの演習がちょうどよい難易度かもと思いました。

問題集についてはまずこの二つを手がけてみてから、次の方針を決めたいと思います。

R言語の基礎

R言語についても学んでみたいと思っています。

Rと実行環境であるRStudioは既にパソコンにインストールしてあるので、R言語の基本文法やデータ構造を学んだ後、実際に何かデータの分析をする練習をしてみたいです。

スケジュール

最後に、今時点での学習のスケジュール感について整理しておきます。

今受講している「すうがくぶんか」さんの授業は2月いっぱいまで続く予定です。ここまでは上記の学習方法で取り組んでみたいと思っています。

ただここまでだと、おそらく広い範囲を知っただけの状態だと思います。知った知識を自分のものにするために、その先は数式の理解に重心を移して行きたいなって思います。

できれば、来年の7月に数学検定1級を受験したいなーと思っています。また、統計授業のアシスタントの仕事をやるとすると来年の11月あたりからになりますね。

このあたりも一つの指標として、ペースを保って細く長く学習していきたいなと思っています。

まとめ

統計学を学ぶ目的と学習方針、現時点でのスケジュール感について整理してきました。

わからないことが多くて焦ってくると、あれもこれもと手を出してしまってどれも中途半端になってしまいます。ひとまずは授業とその予習復習に集中すべきだなと、今回整理していて思いました。


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