ADHDの中東漂流記 ~序章~
皆さんいかがお過ごしだろうか。中高の同期であれば社会人3年目に突入し、そろそろ転職を考える者、結婚をする者などが出てくる頃だろう。大学の同期であれば、やっと仕事にも慣れ、自分の適性も分かってきたというところだろうか。一方で、私はというと大学生活6年目に突入した。小学校と同じ年数大学にいると言うのは何とも不思議な感覚である。今年の3月、遂に大学の同期が全員卒業し、ローン・サバイバーとなった私はこの辛い現実から逃れるため、自分は今博士課程にいるのだと己に言い聞かせ、心の平静を保つ