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儚い朝顔の恋

長い間noteを空けてしまいましたが、今回はインク繋がりで色彩雫の『朝顔』のお話。

色彩雫 iroshizuku 『朝顔』

はてなブログで色彩雫の「朝顔」について書きました。Wordpressのブログにはインクのことだけ書いていますが、はてなブログにはインクの名前や色について感じたことも書いています。

いつもはインク色に合った色名について調べ、興味を持ったことを掘り下げていくのだけど、今回は朝顔の花について興味を持ち色々調べていました。
正直なところ趣味といえないほどなのはもちろん、日常でもあまり花について知ろうということがなかったので、今から書くことは一般的な内容かもしれないけど、自分にとってはすごく興味深かった朝顔の花言葉や由来について書きたいと思います。

朝顔の花言葉

朝顔には色別で複数の花言葉があります。
イメージする朝顔の色は青紫か紫だったのですが、他にもピンクや水色・黒は白なんかも。そしてそしてツートンカラーなんてものも存在します。

黒や白など珍しい色は突然変異によって起こりますが、基本的な朝顔の色は青色。その色の変化は時間と細胞に関係し、つぼみのうちは赤色で咲くと青色になり、夕方はしぼんでしまうので赤色へ。その仕組みがアントシアニンという色素によるもので、酸性だと赤色になりアルカリ性だと青色へなるためだそうです。

ということで朝顔の色は何種類かあり、その色によって花言葉が違うのですが、「一日花」の朝顔なので「儚い」が基本的な花言葉のよう。

青…儚い恋、短い愛
→朝顔の咲いた日は、織姫と彦星が出会えた印と言われ、青い朝顔の花言葉が「はかない恋」になったそうです。
紫…冷静、平静
→日本では古来より、紫は冠位十二階最上の「大徳」を紫と定めており高貴な色とされていたため、高貴で落ち着いた「冷静」という花言葉が付いたそうです。
ピンク…安らぎに満ち足りた気分
白…固い絆、溢れる喜び、あなたにわたしは絡みつく

青「儚い恋」「短い愛」

朝顔は別名「牽牛花」と言います。朝顔の種には下剤の成分が含まれていて、昔生薬として重宝され牛と交換されていました。そのため牛を牽いて朝顔の種をもらいに行っていたことから「牽牛子」と呼び、その花である朝顔を「牽牛花」と名付けたそうです。

しかし「牽牛花」を聞いて私がピンと来たのが七夕の彦星で、やはりそこから来た説もあるとのこと。彦星の「牽牛」という別名から朝顔が咲いた日は織姫と会えた縁起の良いものとされたそうです。
その朝顔が一日花という儚さもあって、1年に1度しか会えない織姫と彦星に通じるものがあるのもまた深いなぁ…と感じました。

『青』という色の意味

この七夕や朝顔のことを踏まえてこの朝顔のインクの色を見ると、最初は「綺麗な、鮮やかな」という印象だったのが、どこか切ないような冷たい色に見えてきたのです。

色にはそれぞれ心理効果や意味があります。青は冷静だったり透明性だったりたくさんの意味があるけど、平和の象徴である「青い鳥」なのに対し憂鬱な時には「ブルーな気分」と使う。これは同じ色なのに「世間で広く使われ、誰もが知っているぐらいの大きな全く異なる意味」。人間の長所と短所のように、ポジティブなイメージがあればネガティブなイメージがあるのはおかしくないことだけれど、なんだかそのあまりの違いに不思議な感じがしました。

今まで何気なくインクの色を選んで手帳なり書写なりしてきたけど、今後朝顔を手に取ってその色を見た時は、違う感情を抱きながら書いているかもしれません。

 

 

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