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四行詩 3.


花たちは話し合っている、根を通じて、土を通じて、そこかしこで水を交換しながら。
次はどんな色と形で咲こうか、お隣さんとかぶらないように、なんて。
そうしておのおの目立とうと、夜な夜な目論んでいるのを、けっして悲しむことはない。
花が咲くのは、うつむいて歩くあの人を立ち止まらせるため、おどろきとゆたかさのため。


#詩 #短詩 #四行詩

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