【マリノス】第11節浦和レッズ戦感想【Jリーグ2022】

浦和レッズとアウェイで対戦しました。結果は３－３で引き分けでした。
前半３点取ったのに、後半３点返されて引き分け。大差で負けたときより悔しいです。

フォーメーション

前節に引き続きAロペス、水沼が先発起用、CBには畠中と角田が入りました。負傷していた岩田がベンチに復帰しました。

試合展開（得点経過）

１得点目　前半12分　水沼 宏太(マリノス)

宮市のヘディングパスから左サイドを突破した小池がグラウンダーのクロス。西村がニアで触ったボールはファーへ流れます。最後は水沼が押し込んで先制点を奪いました。

２得点目　前半19分　Aロペス(マリノス)

左サイドでボールを持った宮市が切り返して、クロスを入れます。絶妙なクロスボールをAロペスがヘディングシュートで叩きこんで追加点を奪いました。

３得点目　前半30分　宮市 亮(マリノス)

またもや左サイドでボールを持った宮市は今度は自らシュート。ほとんどシュートコースはありませんでしたが、見事にゴールネットを揺らしてリードを３点に広げました。宮市にとってはうれしいJリーグ初得点となりました。

１失点目　後半2分　ユンカー(レッズ)

後半開始早々ディフェンスラインの裏をユンカーに突破されて、シュートを決められてしまいました。

２失点目　後半36分　ユンカー(レッズ)

またもやディフェンスラインの裏をユンカーに突破されて、シュートを決められてしまいました。

３失点目　後半44分　ユンカー(レッズ)

右サイドを大久保に突破されて、ゴール前にボールを入れられてしまいます。最後はユンカーに押し込まれて、まさかの同点に追いつかれてしまいました。

気になったこと３つ

１．宮市待望の初得点

宮市に待望の初得点が生まれました。当初はなかなかチームや日本のサッカーにフィットできず、苦しんでいましたがここ最近は惜しい場面を何度も作っていたので、初得点も時間の問題でした。

本人にとってもようやくJリーグで結果を残せたことで、安心したでしょう。これからはもっともっと凄いプレーを見せてくれることを期待しています。

２．天国の前半、地獄の後半

前半はレッズのプレスに苦しむこともなく、あっさりと３得点することができました。しかし、後半に入ってすぐあっさりと１点返されると、その後は攻守においてどこか噛み合わずに、最終的にはリードを守れずに引き分けに持ち込まれてしまいました。

サッカーにおける３点差はセーフティリードで、余程のことがなければ、追いつかれることはありません。３点差になって気持ちに余裕が生まれたこと、埼玉スタジアムの観客の圧力など要因は挙げられますが、それでも３点差を守れないのは優勝を狙うチームとしては致命的です。

３．落とした勝ち点２を糧に

この負けに等しい引き分けを糧にチームは成長しなければなりません。落とした勝ち点２は痛いですが、まだリーグも前半戦であり、何よりこのチームはまだ発展途上です。

後半のチームマネジメント、点を取りに行くのか、守るのか。そういった意識がチームとして共有されていたか、できてなかったのならなぜできなかったのか。反省点はいくつもあります。チームとして修正して次にいかす。この引き分けを成長の糧にできる土壌が今のマリノスにはあります。

全体感想

とにかく悔しい引き分けで、試合終了直後は私も何も考えられませんでした。選手たちも相当悔しかったはずですが、すぐに次の試合はやってきます。またもやリバウンドメンタリティが試されることになりました。

マリノスは今季何度も強いリバウンドメンタリティを発揮してきました。リーグ戦序盤の柏戦や広島戦、ACLの全北現代戦の敗戦など悔しい敗戦や引き分けの度に、反省し修正し成長してきました。今回もきっとマリノスは強くなるはずです。

次の試合に向けて

中２日でアウェイのアビスパ福岡戦です。アビスパは手強い相手ですが、相手よりも自分たちにフォーカスする試合になります。悔しい引き分けから時間が無い中でリバウンドメンタリティを発揮しなければなりません。

ここから立ち直ることができれば、チームはまた一回り成長します。リーグ優勝に向けてここからまた走り出しましょう。