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【マリノス】第14節アビスパ福岡戦感想【Jリーグ2022】

アビスパ福岡とアウェイで対戦しました。結果は0-1で負けてしまいました。前節の悔しい引き分けからリバウンドメンタリティを発揮してほしかったですが、それもならず厳しい敗戦となりました。

試合展開(得点経過)

1失点目 後半13分 クルークス(アビスパ)

スローインの流れからファンマが頭でつなぎ、最後はクルークスにシュートを決められてしまいました。

気になったこと3つ

1.疲れ?迷い?

連戦続き、しかもアウェイ3連戦ということで、選手たちに疲れがあるのは確かです。しかし、ターンオーバーをしていることもあり、コンディションの良い選手もいるので、それを言い訳にすることはできません。

前節から引き続き選手たちの体は重そうでした。プレスの強度もアビスパに負けていましたし、攻撃に移ってもパスミスが目立ち、前線の選手の動きも少なく足元のパスばかりになって、それをアビスパに狙われていました。

もしかすると、前節の引き分けを引きずって自分たちの戦い方に迷いが生じているのかもしれません。1.負のスパイラル

2.つなぐことを諦める?

マリノスのサッカーはGKからボールを繋いで相手ゴールまで迫るプレーをしていることがよくあります。しかし、ベルマーレもアビスパもそのつなぎのパスを狙って激しいプレスを仕掛けてきており、それに屈してる場面が多く見られます。

では、ボールを繋ぐのをやめてロングボールを前線に蹴るサッカーをすればいいのか。いろんな意見があると思いますが、私個人的にはロングボールもアリだと思います。

マリノスのサッカーはアタッキングフットボールであり、ポゼッション率を高めることが目的ではありません。最終的に相手を圧倒して勝つことが目的であり、ボールを繋ぐのはその手段であり目的ではありません。相手を圧倒するのにロングボールが適しているのであればロングボールを使うべきだと思います。

3.負のスパイラル

このあたりを監督も選手もわかってるはずですが、そう簡単に割り切れないというのが現状かもしれません。しかし、またすぐに次の試合はやってきます。このままだと、チームは負のスパイラルに陥る気がします。

もしかすると、しばらくは勝ち点を積むのに苦労するかもしれません。6月には日本代表の試合で少しリーグ戦が休みになるので、そこまでの試合をどう乗り切るのか。今こそマスカット監督や喜田キャプテンを中心にチームを一つにする必要があります。

全体感想

前節の引き分けと違い、この試合は負けるべきして負けたと言えます。終始アビスパのペースで試合は進みました。リードしてからの試合運びも見事でAロペスも退場になるなど、マリノスからすると自分たちのやりたいことはほとんどさせてもらえませんでした。

アビスパが強かったのは確かですが、マリノスとしては相手がこういった戦い方で迎え撃ってくるのはわかっていたはずなので、それを凌駕する戦いができなかったのは不甲斐ないです。これからも同じような戦い方でマリノスに挑んでくるチームは多いのでどう対応するのか、乗り越えなければいけない壁は高いです。

次の試合に向けて

中3日でホームの京都サンガ戦です。ようやくホームに帰ってきますが、ここで踏ん張ることができなければ本当に優勝は厳しいでしょう。メンバー選考や戦い方も含めて、今年のマリノスを占う注目の一戦になりそうです。


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