レンタル生活保護

下のTwitterマーク押してね。

レンタル生活保護

下のTwitterマーク押してね。

最近の記事

  • 固定された記事

ベーシックインカム感覚で生活保護になってみた。

私は生活保護を受給して1年が経つ。何にも縛られない自由な精神で、断絶した社会について思索にふけって得た価値観が、社会や人生に絶望してる人達の命を少しでも救えるのではないかと感じnoteを書き始めた。メディアは視聴率を稼ぐために生活保護の負のイメージを過激に報道する傾向があるので、当事者の情報には価値があると思う。自殺への1歩が生活保護への1歩に変われば幸いである。 社会への問題提議 製造業においては不良品が発生すると作業者本人のミスでなく、ミスが発生する仕組みが悪いと捉え

    • 20代で生活保護2年目を超えた心境

      生活保護になった当初は時間があるから何でもできると希望に満ちていたが、最近は生活に慣れすぎて無欲が目立ってきた。 これは無職歴が2年を超えて精神が堕落してきたのか、出家した僧侶のような生活をしながら仏教関連の書籍を読み漁りすぎて悟りに近づいたのかは定かではない。本来は仕事に使うエネルギーを自分の好きなことへ注げる今の環境への感謝や、生きることそのものに対する幸福感は維持しているため不満はない。 しかし危機感はある。 私が死ぬまで今の生活を継続することは簡単だが、本当にこ

      • 目的とは手段を正当化すること

         半年以上noteを更新していなかったため、新規の記事を掲載すること目的に書いてみる。そんな簡単ことを目的に設定するのはくだらないと思う前に一度立ち止まって欲しい。ある哲学者は「目的とは手段を正当化すること」だと言った。人間にはあらゆる衝動があり、その衝動を正当化するために目的を設定して生きているのかもしれない。お金を稼ぎたいという欲望の原因は、自分が認識している以上に要因が沢山あるだろう。周りの人に凄いと言われたい、モテたいなどの名誉欲の要因が多く占めていたとしてもそれを言

        • フィリピンのゴミ山で学んだこと。

          私は小学生のころ先生に「一匹狼の君は素晴らしい!」と言わるような人間だったがあまり意識はしていなかった。協調性のなさより主体性を褒めてくれるいい先生だったと思う。社会人になってから地元の友達に「昔から少し変だったよ」と聞かされたときには衝撃を受けた。みんな優しいので本人に直接伝えないらしい。そんな私の人格形成に影響を与えた、今でも忘れられない出来事を紹介する。 大学時代にフィリピンのセブ島に留学した頃の話になる。 語学学校の門の前で一人の日本人の男が大きな紙を頭の上に掲げ

        • 固定された記事

        ベーシックインカム感覚で生活保護になってみた。

          レンタル生活保護を始めました。

          私は鴨長明の隠遁生活に憧れを持ち、社会から鎖国した生活を続けていた。方丈記の世界観を象徴する有名な書き出しは以下である。 老成した隠者を想像させる文章だが、鴨長明は心も揺れ動き続ける無常観を持っており、色んな葛藤をしながら生きていた。仏の教えは「何事についても執着を持つな」とあるのに音楽の書や楽器、和歌の書は放棄できず気軽に自由を味わっていたのである。そのゆるい感じがいい。 私は社会人という身分を捨てて生活保護になり、自由な時間を有効活用して修行しようと思っていたのだが、

          レンタル生活保護を始めました。