トレードで利益を大きく伸ばすための考え方を紹介
はい、みなさんお疲れ様です。
今日は、鼻声なんですがそこで少し豆知識です。
鼻水が止まらないよーって方は、人差し指の第2関節を爪のあとがつくくらい押して下さい。すると一時的ですが、鼻水が止まるらしいです。
というわけで、レンです。
今回のテーマは、トレードで大きく利益を伸ばす考え方です。
人間は納得しないとなかなか行動ができない生き物なので、今日理由を知って、納得し、利益を大きく伸ばす考え方を知って地盤を固めてください。
そして着実に行動につなげてもらえたらと思います。
握力!
それから、握力という言葉があります。
握力っていうのは、保有し続ける意思の強さのこと。
保有しているポジションに含み益が出たときにすぐに売ってしまうことを、握力が足りなかった、なんていうんですけど
損切りをしないで塩漬けにすることも握力なんて言ったりしますが、皮肉の意味で使うことが多いので薄利で利確してしまったり、1度下がった銘柄を握力がなくて売ってしまいその後に上昇したときに握力が足りなかったなんて言い方をしたりします。
含み益に耐えられなくなって、利確してしまいその後にさらに上昇をしてしまった場合なども握力がもっとあればよかったのにという風な言い方をしたりします。
ちなみに人間は心理的に『含み益』の状態の時は握力は弱く含み損を抱えているときは握力が強いというわけです。
つまり、利益が出ている時は、ちょっとしたことで利確を蘇たくなり、含み損の時は、塩漬けにしやすいということです。
初心者はちょっとしたプラスになるとその後に下がって利益が失われる恐怖に耐えきれずに売ってしまいがちですが、
含み損を先送りしてしまい損失をどんどん拡大させる傾向にあります。
これがいわゆるコツコツドカンをしてしまう人間の自然の感情によるものなんですよね。
僕もこれで、なかなか利益が増えないなんてことがありました。
そして、ハーバード大学のジェラルド・ザルトマン教授は長年の研究から『人間の思考や行動は95%は無意識』だと言っています。
考えているように見えて、実はほとんど考えていない。
ただ、これらは大切なことで行動1つ1つに頭を使ってしまうと脳みそが疲弊してしまうからなんですね。
ただ、利益確定に置いては、無意識な感情に任せていると、利小損大になってしまう確率が高くなってしまうので、利確と損切りについては自然な感情でなく自分の意思に反する行動をとらなければいけない、ということなんですね。
結局人間の行動はですね、『期待効用理論』通りにいかず、プロスペクト理論のアレのパラドックスのような行動をとってしまうですね、
期待効用理論とは、
期待値に基づいた合理的な人間の意思決定のことで、
プロスペクト理論は、不確実性下に置いて、人間がどのような選択をするか?
人間は期待通りの合理的な判断はなかなかできませんよーということ。
アレのパラドックスっていうのは、名前の通りモーリス・アレが提唱したパラドックスで、一見正しいように見えるけど実際は正しくないというお話で、ジレンマとか矛盾とかを言います。
アレのパラドックスを説明すると、質問が2つあります。
質問1
利益がもらえる場合、
A、10万円を無条件でもらえる
B、コインを投げて表なら21万円もらえる
あなたならどちらを選びますか?
これは、普通の人間の感情通り選択をすると、Aになります。
で、質問2
損失の場合支払う場合
A、無条件で10万円を支払う
B、コインを投げて裏なら21万円を支払う
あなたならどちらを選びますか?
これも人間の感情通りなら、Bを選びます。
あなたがアレのパラドックスの住人なら、
質問一では、A。質問二では、Bを選んでいると思います。
でもね、これは仕方ないことです。
期待値の理論を知っている方ならしっかりと計算をし、A、Bの選択をしたと思いますが、
やはり冷静に計算しないと、アレのパラドックスの罠にはまってしまうんですね。
質問1のAの期待値は10万円。
Bの期待値は21万円×2分の1、つまり50%なので、10万5000円。
つまり、期待値的には、Bを選ばないといけないんです。
質問2では、Aの期待値はマイナス10万円。
Bの期待は、21万円×50%なので、マイナス10万5,000円です。
つまり、支払う金額を少なくするには、Aを選ぶのが正解です。
人間は快楽よりも痛みを避ける傾向にあります。
なので、同じ測量でも損失は利益の2〜2.5倍って言われているんですね。
損1に対して得が2〜2.5で感覚が同じ
つまり、人間は、もらえるお金は確実にもらいたいわけで、
目の前に利益があると、利益が手に入らないというリスクを回避を優先します。
そして、質問2で選択したように、失うお金はちょっとでも減らしたいという損失回避性が働きます。
では、このような
人間の心の弱さを克服するにはどうすれば良いのか?トレードで利益を大きくする考え方
1つ目が、そもそも含み益を自分のものではないと考えることが必要です。
つまり、チャートはみても良いですが、今いくら利が乗っているのかはあまりみない方がいいです。
2つ目は、トレード日誌をつける
この日誌をつけるだけで、握力が30%もアップしたという実験もあります。
日誌を見て、薄利で利益を確定したらトータルでは損をすることをしっかりデータとして認識する
利を伸ばすことでデータ上の利益が出ることをしっかりと確認するってことです、
利益を伸ばすことで、トレードでの勝率は低くなって負けている印象が強くなりますが、トータルで勝てることを知っていれば、利益を伸ばしやすくなるということです。
まとめ
つまり、全体的に言えることは、小さな利益をコツコツ貯めても、そのいっときの快楽や苦痛のために大きく損することはいけないということです。
対局を意識して、小さな波も取りながら大きな波にも乗れるような柔軟なトレードをしていくことが大切です。
最後に
参考になりましたでしょうか?
少し難しい話でしたが、結局はよくに任せず冷静に判断することに限ります。
では!
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